コロナ禍においても成長を続けている企業があります。
それが、アイリスオーヤマです。
もともと生活用品を扱う会社なのですが、近年は家電事業にも力を入れ、アイリスオーヤマの家電を持っている人も多いですよね。
コロナ禍では、いちはやくマスク事業に参入して注目を集めました。
では、著しい成長を見せるアイリスオーヤマを率いている、大山晃弘社長とは、一体どんな人物なのでしょうか?
当記事では、アイリスオーヤマの社長・大山晃弘氏について、経歴や学歴、年収をお伝えします。
アイリスオーヤマ社長・大山晃弘の経歴
まずは、大山晃弘社長の経歴を紹介します。
大山晃弘社長は、1978年4月11日に宮城県で生まれました。
ネット上では、
アイリスオーヤマの大山晃弘社長が在日韓国人
という噂も立っていますが、正式には正しくない情報です。
確かに、アイリスオーヤマの前身である大山ブロー工業所の創設者で、大山晃弘社長の祖父である大山森佑さんは在日韓国人でした。
彼が在日2世だったそうなので、大山晃弘社長は、
在日韓国人4世
となるわけですね。
4世ともなると、確かに元をたどれば在日韓国人ですが、もう既に血が大分薄まっています。
なので、あまり突っかかるほどのことでもないかとは思いますが、家系のこともあって、アイリスオーヤマが在日企業として、右翼からは嫌われています。
大山晃弘社長の学歴を調べたところ、小中学校は不明でしたが、高校は、
東北学院高校
を卒業していることがわかりました。
私立の東北学院高校は、偏差値63で、宮城県の高校の中では上位1割に入るくらいの進学校です。
大山晃弘社長は、かなり学業の成績が優秀だったことが伺えますね。
その後、大学は、
アメリカのベロイト大学
へ進学しますが、中退しています。
海外の大学なので偏差値はありませんが、アメリカの大学に通っていたとは驚きですね。
昔から、かなり英語が堪能だったのでしょう。
大学を中退した理由はわかりませんが、その後の大山晃弘社長は2003年に、
アイリスオーヤマ米国法人(IRIS USA)
に入社します。
てっきり日本へ戻るのかとおもいきや、そのままアメリカ暮らしを続けていたんですね。
父と同じアイリスオーヤマでも、まさかの米国法人への入社…。
どうやら、英語力を買われてのことだったようです。
その後日本のアイリスオーヤマに入社するのですが、それが2010年のこと。
実に7年も、アイリスオーヤマの米国法人で働いていたのです。
日本のアイリスオーヤマに入社後は、グローバル開発部部長、執行役員ホーム開発部部長を経て、2015年3月に取締役に就任。
そして2018年3月に、
代表取締役社長
に就任し、現在に至ります。
なんと、大山晃弘氏が社長に就任したのは40歳の時です。
40歳で社長になるって、日本の企業の中では珍しい気がします。
すごいな、と思ってアイリスオーヤマの歴史を調べてみたのですが…
実は、父親のアイリスオーヤマ会長である大山健太郎さんは、
19歳の時に社長となり、半世紀以上も社長として会社を経営してきた
という経歴を持っていました。
大山健太郎さんの父・大山森佑さんがガンで急逝してしまい、それに伴い大山ブロー工業所を引き継いだのだとか。
弱冠19歳にして継いだ小さな町工場を、今ではアイリスオーヤマという世界で活躍する企業に育て上げたのですから、大山健太郎さんはすごいですね。
そんな大山健太郎さんは、同族経営にこだわっています。
なのでアイリスオーヤマの次の社長が大山晃弘社長だったのも、彼の意向によるものでした。
その理由は、
創業の理念がしっかりと引き継がれていくこと
だからです。
これに沿うのならば、大山晃弘社長の次の社長は、
大山晃弘社長の子供
ということになりますね。
大山晃弘社長の子供は、小さい頃から英才教育を受けていくのでしょうね。
ちなみに、子供がまだ小さいので、大山晃弘社長の休日は、家で妻と子供と一緒に過ごし、家庭菜園や料理をしていることが多いそうですよ。
社長でありながら、家庭的な面も持っているんですね!
アイリスオーヤマ社長・大山晃弘の年収は?
アイリスオーヤマの大山晃弘社長の年収を調べてみました。
しかし、残念ながら大山晃弘社長の年収は不明…。
というのも、アイリスオーヤマは非上場企業なので、有価証券報告書の公開の義務がありません。
仮に役員報酬が1億円を超えていたとしても、有価証券報告書が公開されていなければ不明なまま。
そもそも役員報酬が1億円を超えなければ、開示義務がないので非公開になるでしょう。
過去の情報を見ても、現代ビジネスの2012年版全国長者番付に、
父親・大山健太郎会長の年収が6300万円だった
ことが記載されていたくらいで、それ以降の情報はありません。
これらのことから、
大山晃弘社長の年収は数千万円とみられ、1億円は超えていないだろう
くらいしか、予想はできなさそうです。
何の情報もない以上、仕方ありません。
まとめ
大山晃弘社長は、私立東北学院高校を出た後は、アメリカのベロイト大学に進むも中退。
その後、しばらくはアメリカ暮らしをして、アイリスオーヤマ米国法人に入社しています。
日本のアイリスオーヤマに入ったのは、米国法人に入社して7年もあとのこと。
そこから順調にステップアップしていき、
2018年3月に、代表取締役社長に就任しました。
年収は残念ながら、アイリスオーヤマが非上場企業のため不明です。
数千万円ほどで、1億円には達していない
という予想になります。
今後の業績次第では、1億円超えもありえるのでしょうか?
偉大な現会長・父の大山健太郎さん超えの活躍に、期待したいですね!