新型コロナ感染症対策担当大臣として、毎日ニュースに登場していた西村康稔衆議院議員のホームページの写真が盗撮や肖像権侵害にあたるのではと批判が集まっています。
西村康稔議員の公式サイト上に『世界各国美人図鑑』というページに女性を撮影した写真を掲載していました。
現在は、これらの写真などを削除していて、公式サイトでは見ることできなくなっています。
今回は西村康稔議員が載せていた『世界各国美人図鑑』の中身(写真)を見る方法やネットの批判などをまとめてみました。
- 西村康稔の『世界各国美人図鑑』の中身を見る方法
- 西村康稔は盗撮や肖像権侵害になる?
- 西村康稔に対するネットの声は?
西村康稔の『世界各国美人図鑑』の中身を見る方法は?
現在、西村康稔議員の公式サイトでの『世界各国美人図鑑』はすべて削除されています。
しかし下のアーカイブ(URL)から削除された「世界各国美人図鑑」の写真を見ることできます。
(https://archive.ph/http://www.yasutoshi.jp/photo/*)
また、Yahoo!の画像検索でも見ることそうです。
西村康稔「世界美人図鑑」か。
なるほど。 https://t.co/4YHpfB01yd— ハンター・ギャザラー (@yomu_40ro) June 3, 2022
西村康稔議員は2020年2月まで毎日のように「とっておきの1枚」と題して写真をあげていました。
それらの写真には「世界各国美人図鑑」と言うコーナーがあり、そこに女性の写真が投稿されていました。
【西村康稔元コロナ大臣 本人の許可なし?各国の女性撮影した“美人図鑑”が物議…その後しれっと削除】https://t.co/AkK8pqgVnb
他者を許可なく撮影し、みだりに公開することは肖像権侵害の可能性がある。そこで本誌は、西村元大臣の……#西村康稔 #肖像権侵害 #写真 #女性自身[@jisinjp]
— 女性自身【公式・光文社】 (@jisinjp) June 2, 2022
そして、それらの写真にはタイトルやコメントなどを投稿していました。
写真とともに投稿されている文言には「美人スチュワーデスさんが、バナナをほおばるのを目撃!?」「イタリア・ローマのコルソ美術館で開催中の『広重展』で案内を務めるお二人。和服がよくお似合いなのですが、少し作法が違うかな…」などとありました。
これらの写真の顔にぼかしなどの修正もされていません。
今回問題視されたのは、その写真を勝手に撮り、投稿しているのではないかということでした。
このご時世無断で行うなんてあり得ないですよね。
西村康稔は盗撮、肖像権侵害になる?
西村康稔議員が行った女性の写真を相手に承諾なく写真を撮ること、公式サイトに掲載することは肖像権侵害にあたる可能性があると思われます。
肖像権侵害とは
写真、ビデオ撮影などありのままを記録する行為」や、「これを公表する行為」が含まれます。公表しなくても、撮影しただけで肖像権の侵害になります
裁判で下記のような点が判断基準と示されています。
- 撮影対象の人物がはっきりと特定できること
- 風景写真などに偶然映り込んだものではないこと
- SNSなど拡散性の高いところに投稿したこと
無断で他人を撮影することで肖像権侵害になり、それを公開することで違法性が高まると書かれています。
今回の問題について西村康稔議員の事務所からの回答は以下の通りです。
「ご指摘のホームページの記載については、2017年8月時点で更新を停止しておりましたが、削除することを失念しておりました。この間、不愉快な思いをされた方もおられたと思いますが、すべて削除しました。今後このようなことがないよう、細心の注意を払って参ります」
削除すれば問題なしといった対応でいいのでしょうか?
事務所の対応には疑問が残りますね。
西村康稔に対するネットの声
この記事に対して、「盗撮にあたるのでは?」や「気持ち悪い」、女性蔑視などのコメントがあります。
美人図鑑
気持ち悪い— るる子 (@mmmktnnn) June 3, 2022
「又自民党 西村康稔元
コロナ大臣様が おかしなことやっていた」
世界中の一般市民の女性
を 勝手に撮影
自分のHPに「美人図鑑」
などとして 載せていた!
現在は削除
(これって 盗写じゃないの)
だったら 自民党の中に
エロオヤジが ウヨウヨ
いるんだね 気持ち悪い!— Midorin (@oMWG0DBvi8a67gi) June 3, 2022
まとめ
今回は西村康稔衆議院議員の公式サイトに無断で女性の写真を載せ、削除されていたことについて「西村康稔の世界各国美人図鑑の中身を見る方法は?盗撮や肖像権侵害で削除・批判!」と題してまとめてみました。
西村康稔議員の公式サイトに載せていた『世界各国美人図鑑』はすべて削除されていましたが、アーカイブで中身を見ることできます。
事務所は削除という方法を取りましたが、違法性の意識に欠けていた行為だったと思われますね。