竹中平蔵は過去に何をした人?ネットの反応まとめ

大規模ワクチン接種の東京センター予約システムが、適当な数字を打ち込んでも予約が取れるといった不具合が判明しました。

そのシステムを作ったマーソ株式会社の経営顧問に竹中平蔵さんの名前があったことで、ネットでは「あの竹中平蔵が関わっているのか!」と騒がれ、あまり好まれている人でないないのかな?という印象を受けました。

しかし、竹中平蔵さんの名前を知らないと、どうやら社会人としてかなりマズいようです。

私も竹中平蔵さんって誰?という感じで、存じ上げなかったので、この機会に過去に何をした人なのかを分かりやすくまとめてみました!

竹中平蔵って何をした人?


竹中平蔵さんをネットで調べてみたところ、「悪政」「日本破壊」「大罪」などといったネガティブな単語がたくさん出てきました。

過去に竹中平蔵さんは、郵政民営化や労働者派遣法の緩和に携わったり、住民税の脱税疑惑が上がったり、ベーシックインカムの提唱などを行ったことにより、国民の方からはあまりよく思われていないようです。

一体どんなことがあったのか、それぞれ見ていきましょう!

郵政民営化


小泉純一郎元総理大臣の政権時代に、竹中平蔵さんは郵政民営化担当大臣に就いて、郵政民営化に携わっていました。

郵政民営化は2007年に行われたのですが、竹中平蔵さん自身は、多くの国民に郵政民営化のことを納得してもらいたかったようで、2005年に書籍「郵政民営化―「小さな政府」への試金石」を出されています。

しかし、郵政民営化は、

郵貯・簡保の資金を外資に売り渡すためであったと批判されている

引用元:竹中平蔵|Wikipediaより

という話があるようです。

今まで郵便局で貯金をする人が多かったのでその資産を狙って郵政民営化にすることで、郵便局で外資企業の保険を取り扱えるようになり、外資企業の保険加入に郵便局での貯金を回し、外資企業が儲かる仕組みにしたことから、日本の資本を外資に売り飛ばした!と非難されているようです。

これがもし本当だったら、日本でなく、外資企業が儲かるようにしてしまうのはどうなのかな?と思いますよね。

労働者派遣法


竹中平蔵さんは、人材派遣会社パソナの特別顧問を経て、パソナグループの取締役会長をされている方です。

労働者派遣法を規制緩和という形で改悪したと言われています。

労働者派遣法が制定される前は、派遣で働くということが認められていなかったのですが、1986年に制定されてから、さまざまな業務の派遣が認められていきました。

しかし2004年、製造業に労働者の派遣が解禁されたり、派遣法自由化などが行われた結果、派遣=使い捨ての人材として扱われたり、派遣切りやワーキングプアの人たちが増えてしまったそうです。

でも、竹中平蔵さんは人材派遣会社パソナ関係者だったため、苦しむ人とは逆に、パソナへ登録する人材を増やして派遣業による中間マージンで儲けているのでは?という話があります。

製造業は肉体労働で体力的にきつかったり、人間関係も悪くて精神を病んでしまう人も多いとか、いろんな話を聞くので、製造業勤務の派遣労働者=使い捨てって思われてしまうのは、非正規雇用者の立場が弱くなってしまったり、人を仕事という名目で道具のように扱っているのと一緒で、人権がなくなってしまうのでは?と思いました。

住民税の脱税をした?


竹中平蔵さんは、かつて住民税を払っていなかったのでは?という話もあります。

確かに、住民税って1日1日にどこに住所があったかで決まるらしいのですが、もし住民税の支払いを免れるためだけに、日本と海外を行き来していたのなら、計算高いですよね。

ベーシックインカム


竹中平蔵さんは、ベーシックインカムの導入を提案しているそうです。

国民が一律月7万円もらえる代わりに、社会保障制度を廃止されたら、国に財布のヒモだけでなく、命まで握られていると感じてしまうのは私だけでしょうか?

ベーシックインカムは良いアイディアなのかもしれませんが、社会保障制度の廃止は避けてほしいなと個人的に思いました。

以上のことから、竹中平蔵さんは格差がより広がっていきそうな政策を行っている気がするのですが、トリクルダウン理論という、お金持ちが更にお金持ちになったら、貧乏人は自然におこぼれが貰えて、経済が良くなるということを、主張している人だそうで、なんだか納得がいきました。

まとめ


今回は竹中平蔵さんが過去に行ったことについて調べ、わかりやすく解説してみました。

調べているときに、竹中平蔵さんがいる場所には利権が絡んでいるという感じの意見もあったりと、悪い評判が多かったような印象を抱きました。

竹中平蔵さんは、お金儲けがとても上手な方で、頭が良い方なのではないかなと思いました。