杉山武史社長(三菱電機)辞任の理由は不正とパワハラ!真相と遺族の声も!

7月2日、辞任を表明した三菱電機の杉山武史社長。

鉄道車両向けの空調設備の検査不正が発覚し、これを社長が発見、是正できなかったとお詫びと共に辞任しました。

三菱電機の杉山武史社長と言えば、2019年に新入社員が自殺に追い込まれたことでも有名です。

今回の辞任は果たして、不正だけなのでしょうか?

今回は「杉山武史社長(三菱電機)辞任の理由は不正とパワハラ!真相と遺族の声も!」と題しまして、

*杉山武史氏の辞任の本当の理由

*新入社員が自殺した真相

*自殺した新入社員の遺族の声

についても調査してまいります。

杉山武史氏の辞任の本当の理由

不正と言われているのは、6月14日に発覚した社内調査でのこと。

鉄道向けの製品を製造している「長崎製作所」(長崎県時津町)。この製作所では、鉄道むけの空調機器の冷暖房機能・省エ性能・防水などの検査で顧客の契約とは違う方法で検査したり、検査せずに架空のデータをつくったりしていたといいます。

この空調機器の生産は計8万4600台。

不正をおこなった長崎製作所から1985年〜2020年に出荷されていました。

35年もの間と考えると恐ろしくなりますね。

こんなに長い間、本当に気づかなかったのでしょうか?
どこかで知りながら黙認していたともいえる気がします。

というのは、2019年に三菱電機に入社した新入社員が自殺をし、これは杉山武史社長のパワハラによるものだとも言われているからです。

パワハラで権力をふりかざしていた社長のことを、だれも信用ができないですよね。

 

新入社員が自殺した真相

2019年8月、三菱電機に入社した20代の男性新入社員が自殺しました。

この男性社員は三菱電機の技術開発を担う生産技術センターに勤務していたとのこと。

仕事によるつよいストレスにより精神障害を発症していました。

職場では「自殺しろ」などと言われたと書かれた遺書のようなもののあったと言います。

この20代の男性を指導した指導員は、

「次同じ質問をしてこたられなかったら殺すからな」
「お前が飛び降りるのにちょうどいい窓あるで。死んどいたほうがいいんちゃう?」

などと言われ、そのメモが残されていたとのこと。

せっかく夢をもってきた新入社員に対して、このような対応をするとは、信じられないですね。

この亡くなった男性が住んでいた会社の寮は、2016年にも新入社員が自殺をしているといいます。

株主からは「不祥事のデパートになっている。企業価値を毀損させている」と批判の声が上がっていました。

この新入社員自殺の件で、杉山社長を含めた役員3人の報酬が減額されました。

ですが、この報酬減という処分の直後に、鉄道設備の不正が発覚。

杉山社長の直接のパワハラではなかったにせよ、すべては会社の体制の甘さがこのような事態になったともいわれています。

自殺した新入社員の遺族の声

過去を調べていくと、三菱電機の社員は8年間の間で5人の自殺者を出しています。

こんなに多くの自殺者が出るとは異常な職場ですよね。

月100時間を超える残業が原因で6人の労災イン停車、5人の自殺者を出しているそうです。

その中の一人28歳で自殺をえらんだ男性の父親は、

「息子が亡くなって8年経ちますが、思い出さない日はありません。第二、第三の息子を出さないために、企業風土を変えてほしい」

とコメントされていました。

ですが、その声もむなしく、自殺者は増え、さらに不正まで発覚したというわけですね。

車内でのこのような事態と真剣に向き合わず、一つ一つの子会社も大切にしなかった杉山武史社長の責任は重いですね。

 

まとめ

今回は「杉山武史社長(三菱電機)辞任の理由は不正とパワハラ!真相と遺族の声も!」と題しまして、辞任を表明した杉山武史社長の辞任の本当の理由について、真相を追及してまいりました。

この社長の辞任により、三菱電機の社内風土が変わり、不正などない正当な会社になるといですよね。

今回はこの辺で失礼いたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!