夏の東京オリンピック・パラリンピックの観客の新型コロナウイルス対策について、政府が検討している原案が判明し話題となっています。
それは、観客全員に事前にPCR検査などを求め、観戦日前1週間以内の陰性証明書を提示することを条件に入場を認めるというものでした。
また、そのほかにはワクチンを接種した人は接種証明書があれば陰性証明書は求めないようにすることを考えているようですが…
しかし、PCR検査と陰性証明書の発行に関する費用は自費だそう!
現在、海外渡航時に陰性証明書が必要となる場合などあるようですが、一体陰性証明書とはどんなものなのでしょうか?
その費用や発行までの日数について調べていきます。
東京五輪の観戦には陰性証明書が必要になる?!
Japanese gov't drafts guidelines for olympic spectators. Includes: proof of negative PCR test taken within 7 days of expected attendance, no eating & drinking during the games. https://t.co/VORyqiglbT
— Hanako Montgomery (@HanakoMontgome1) May 31, 2021
東京五輪(オリンピック)・パラリンピックの新型コロナウィルス感染症対策の一環として、観客に陰性証明書の提示を求めることを検討していることが分かりました。
政府の関係者によると、検討案の中ではワクチン接種をしている方には摂取証明書があれば入場可能にする方針だそう。
また、会場内での食事や飲酒も禁止する案が出ているそうです。
観客上限数は6月に判断すると決まっているそうですが、観客の陰性証明書提示に関しては半年前から上がっていた案だそうです。
今後さらに検討を進める予定だそうですが…
しかし、この陰性証明書に関しては観客が自費で行うことを前提にしているそう!
観戦日の1週間前~当日までの間の陰性が証明できていればよいとのことです。
それでもコロナウィルスの検査については擬陰性になってしまうこともあるようなので、これで安全が守れると言えるのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
陰性証明書とはどんなもの?
新型コロナウィルス感染の陰性証明書とはどんなものなのでしょうか?
現在、海外渡航時に陰性証明書が求められる場合もありますが、日常生活ではあまり必要になることはないので馴染みがない方が多いのではないでしょうか?
陰性証明書は、PCR検査後医師の診断書として発行されるため、決まった様式ではないようです。
https://twitter.com/ShachiPenguin/status/1397165027082264577?s=20
https://twitter.com/HG4ET2E6ASFYIhl/status/1399219556434935809?s=20
海外渡航時に必要な陰性証明書の場合は、検査証明を発行する機関・医療機関を政府や大使館・領事館が指定していることがあるようです。
今回オリンピックに関する陰性証明書については具体的に決定しているわけではないので、検査機関の指定に関して明言はまだありません。
しかし、オリンピックの観戦1週間前までの陰性証明書の提示となるとあまり検査機関を厳しく指定することは難しいように感じます。
陰性証明書の発行費用とは?
新型コロナウィルス感染症の陰性証明書を発行してもらうための費用はどのくらいかかるのでしょうか?
陰性証明書を発行してもらうためには当然PCR検査も必要になるため、検査費用も当然掛かります。
機関・医療機関によって検査費用+陰性証明書の発行費用は異なります。
自費でのPCR検査費用は、13,200~32,000円。
陰性証明書は3,000~5,000円くらいかかる場合が多いようです。
オリンピックのために陰性証明を取得すると考えるとかなり高額に感じられますよね。
陰性証明の費用だけではなく、オリンピックの観戦チケット代や交通費など考えると、かなりお財布に余裕が必要な方でなければ難しいですよね。
陰性証明書が発行されるまでどのくらいかかるの?
新型コロナウィルス感染症の陰性証明書が発行されるまでにはどのくらいの日数がかかるのでしょうか?
陰性証明書は紙面で発行されるものもありますが、メールなどでデータとして発行される場合もあります。
メールでデータとして発行される場合は、検体を機関が受け取った後最短3時間ほどで結果が返ってくる機関もあるようです。
医療機関によっては、至急結果が知りたい場合には追加料金が発生することもあるそうです。
PCR検査を郵送で依頼する場合には、輸送時間も考えると検査結果が出るまで1~2日ほどあると考えていてもよさそうですね。
しかし、そう考えるとオリンピック観戦前1週間以内の陰性証明書をもらうのに、日にち的にも余裕はなさそうです。
SNSでの反応は?
https://twitter.com/izumimayanagi/status/1399248666511118336?s=20
東京五輪観戦条件に1週間以内に取得したPCR検査陰性証明、という政府原案検討中とか
一般人があれだけ受けられなかったPCR検査、五輪のためならホイホイ実施?
メチャクチャ
おもてなしどころか「ひとでなし」五輪拙作2篇掲載「文藝MAGAZINE文戯14 2021 Spring」https://t.co/e3mJUyDU8T@amazonJP pic.twitter.com/AoypPkKe55
— 大沢愛 (@ai_oosawa) May 31, 2021
#ひるおび で朝日新聞の記事も取りあげながら陰性証明における偽陰性の問題を取りあげていた。
「偽陰性3割」は感染症専門家による偽造論であることにメディアは早く気づくべき。片山氏が「行政検査だと不問なのに民間検査だとなぜ偽陰性が問題視されるのか」と言っていたが正しく本質をついている。 pic.twitter.com/TjmOulY7Jt
— AKIRA HIRAISHI (@orientis312) August 14, 2020
SNS上では、陰性証明書の提示にたいして反論する意見が多いようです。
また、PCR検査の偽陰性に対する意見も多くみられました。
たしかに、観戦日の1週間前に陰性だとしても当日の体調はわかりませんからね。
また、偽陰性の問題もあります。
何より人の健康を大事にしてほしいものです。
まとめ
東京五輪(オリンピック)・パラリンピックの観客の新型コロナウイルス対策について、陰性証明書の提示を条件にすることが話題になっていたため陰性証明書について調べていきました。
陰性証明書発行についてはPCR検査自体に13,200~32,000円。
陰性証明書は3,000~5,000円くらいかかる場合が多いようです。
また、陰性証明書発行には検査してから最短3時間で発行される期間もあるようですが、医療機関によっては追加料金が発生する場合もあるようです。
陰性証明書に関しては費用面でかなり負担が大きいように感じました。
今後どのように観戦条件が付くのか気になりますね。