2021年6月24日にIBM幕張データセンターで火災が発生しました。
幕張事業所(千葉市美浜区)での電源系統の一部が故障発生し、発煙に至ってしまったとのことです。
つまり、電源系のシステムでサーバーに電気が供給されなくなり、各行のシステムが止まってしまいました。
その影響で八十二銀行(長野市)や広島銀行(広島市)など九つの地方銀行でインターネットバンキングなどが使えないという利用者へのシステム障害に繋がっています。
利用者は、ログインができず振り込みや残高確認操作など出来なくなった様子。
復旧後も一部の銀行では、振り込みなどの処理に遅れが生じ、損害は大きいですよね。。
この事件から、少し下記を調べてみました。
では、そもそも発煙場所となったデータセンターとは?特長を調べてみました。
データセンターとは?
・通信事業者の光ファイバーなどの通信回線を大量に利用可能とする。
・通常のオフィスビルと比べて非常に多くの通信回線が引き込まれている。
・複数の通信回線が利用可能になっている。
最大の通信回路を取り扱うセンターに、あってはならぬ火災ですよね。。。
万が一発煙されえた場合、災害対策についてはどうなっているのでしょうか?を調べてみました。
データセンターの火災対策
・建物自体は耐震構造
・電力供給が途絶えた場合に備えている
・大容量の蓄電池や自家発電装置等も備えている
構内で火災が発生した場合
・中に設置されている機器を極力痛まないよう、通常のスプリンクラーではなく二酸化炭素やフロンガスによる消火設備を持っている
とのことです。
このような特長を持ちながら、では何故ゆえ火災が起きたのでしょうか?
現在、原因に関しては公式発表がされていない為、調査中のようです。
電源系統発煙が原因であれば、電源障害が発生した時、予備系に切り替わらないというトラブルかもしれませんね。
原因の要素がわかるかも知れないため、海外の事例となるが調べてみましたが、不気味なことに電源機能トラブルとは別の原因が多いようでした。
データセンター意図的火災事件の過去
2021年3月11日 フランス、欧州最大のデータセンターで火災が起こっています。
データセンターの規模はAmazon、Microsoftと並ぶWEBサイトで、利用されていたのは政府機関のポータル、銀行、ショップ、ニュースWEBサイトでした。
データは破壊され、WEBスペースの一部が削除となっています。
その後、オフラインとなったデータは回復不能だそうで、3~4週間でサーバ1万台など無料サービスなどで追加されているようです。
データセンターの火災原因
実はこの事件、データを破壊するための、証拠隠滅作戦だった可能性があるというのだ。
信じがたいことに、ヒラリーが関わっていた説が再燃しているというものだ。
つまりは、ヒラリー関与を示すメールを保存していたために、データセンターごとサーバが破壊されたという。まるで闇の暗殺事件のようだが、今回のIBM幕張データセンターで破壊したいほどのデータがあったのでしょうか?
日本国内においては、サーバが狙われるなど、確率は低く火災原因の要素としては考えられませんね。。
まとめ
IBM幕張データセンターで行った火災についてまとめてみました。
調査中ということもあり、実際の原因などは今後明らかになっていくでしょう。
今後、出火原因の調査と補償問題などの追求が必要となり、影響を受けたすべてのお客様への新しいサーバの準備など、今後の対策力が大きな懸念材料になるかと思います。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。