ルイヴィトンが市松模様を模倣したのがダミエ柄?ふくさを警告し負けて当然

世界中で有名なブランドである「ルイヴィトン」が日本古来のふくさに商標権侵害で警告していたことがわかりました。

 

しかし、商標権侵害に当たらないとしてルイヴィトンが負けました。

 

ルイヴィトンはダミエ柄をふくさが模倣したと考えているようですが、もともとダミエ柄が日本の市松模様を模倣したという摂津があります。

 

これが本当だとするとルイヴィトンがふくさに対する警告に対して「商標権の効力の範囲にない」と判定されても仕方ありませんね。

ルイヴィトンが市松模様のふくさに警告って何?

 

かの有名な「ルイヴィトン」が日本のふくさに警告していたことが明らかになりました。

 

 

どのような内容で警告していたのかというと、「商標権侵害」です。

 

ふくさとは、絹や縮緬で作られているものを包んだり、進物に描けたりするものです。茶具にも使われていますね。

 

このふくさの柄に市松模様があるのですが、この市松模様をルイ・ヴィトンはダミエ柄を模倣しているとして商標権侵害で警告したようです。

 

しかし、この警告は認められませんでした

 

結論から言うと、当然の結果だったようです。

 

それは歴史をたどればわかります。

 

ルイヴィトンが市松模様を模倣して出来たのがダミエ柄

 

今回のルイ・ヴィトンの訴えは、ふくさの市松模様がルイ・ヴィトンのダミエ柄を模倣しているというものですが、歴史を遡ると逆であることがわかりました。

 

下記のサイトにそのことが書かれています。

 

出典:https://www.axes-net.com/abox/fashion/vuitton

 

ルイヴィトンが市松模様と出会ったのは今から143年前のことです。

 

具体的にはパリ万博でのことです。

 

このパリ万博には日本も参加しており、日本ブームがスタートしたそうです。

 

パリ万博には、日本の芸術ともいえる工芸品だけでなく日本庭園なども紹介されたので、海外では見かけない美しさに海外の人たちが魅了されたことは想像できます。

 

パリ万博に市松模様も披露されたのでしょう。

 

そして、このパリ万博にルイヴィトンも参加していたのです。

 

ルイヴィトンも日本ブームに大きな影響を受けたと言われているようです。

 

そして、ルイヴィトンから誕生したのが「ダミエ柄」だったとのことです。ジョルジュ・ヴィトンが発表したと言われています。

 

ダミエ柄については、今では、ルイヴィトンを代表する一つの柄となっています。

 

ルイヴィトンからすると世界を代表するブランドだから絶対に勝てると思ったのかもしれませんが、ダミエ柄が誕生した歴史については勉強していなかったのでしょうか?

 

これが特許だったら、申請し登録された方が勝者になりますが、商標権とは違いますね。

 

ルイヴィトンが負けたのも当然の結果でしょう。

 

まとめ

 

あの有名ブランドのルイヴィトンが負けたと聞いて、何に負けたのかが気になって調べてみました。

 

ふくさに使われている「市松模様」がルイヴィトンの「ダミエ柄」を模倣したものだと警告していたようですね。

 

しかし、ルイヴィトンが負けました。

 

その理由は本文で述べた通り、模倣したのはルイヴィトンの方で、「ダミエ柄」は「市松模様」を模倣したものだったということのようです。

 

負けて当然という結果ですね。