ロドリゲス投手の亡命理由は?キューバ出身選手が失踪する真意はメジャー!?

ロドリゲス 亡命

ソフトバンク育成契約のロドリゲス投手が失踪して行方不明となっています。

キューバー代表の一員としてアメリカのマイアミに滞在中に行方が分からなくなりました。

なぜ、ロドリゲス投手は亡命したとされているのか?

過去にもソフトバンクでキューバ出身の選手が同様に亡命した事例もが起こっています。

亡命したとされるロドリゲス投手についてお伝えしていきます!

ソフトバンク育成で投手のアンディ・ロドリゲス選手が失踪!

2021年1月に育成契約したキューバ出身のアンディ・ロドリゲス投手。

東京オリンピック出場する為の米大陸予選でマイアミに滞在中に亡命したとされています。

急な出義事に、キューバ代表チームもソフトバンク側もかなりの驚きだったと思われます。

なぜ、このタイミングで亡命する必要があったのでしょうか?

ロドリゲス投手の亡命理由

亡命の背景にはメジャーリーグの存在があるとされています!

もともと、ソフトバンクは優秀な選手を獲得する為に、キューバにスカウトを常駐させています。

そこで、目にとまったのがロドリゲス投手。

育成が上手いとされているソフトバンクは、時間をかけて育成をして1軍で活躍してもらう予定でした。

日本とキューバには、優秀なキューバ選手を日本のプロ野球にスカウトして良いという制度があります。

選ばれたキューバ選手は、日本にいける事は嬉しい事であり、環境はもちろん契約金や年俸もキューバと比べると極めて良い待遇とされています。

ですが、キューバの国技とされているくらい『野球』はビジネスの1つでもあり、正式なパーセンテージは分かりかねますが、報酬の約8割程もっていかれるとも言われています。

若くて才能ある選手にとって、亡命してMLBで活躍する先輩たちに憧れるのは当然のこと、
自由社会と大金が手に入れられると思えば覚悟を決めて亡命します。
キューバ政府も考え直した方がいい、日本に来る選手の契約は政府が仕切っていて年俸の8割を摂取してると言われており、
せめて5割くらい選手の取り分とすれば亡命より日本を選ぶ選手も増えるはずです。
アメリカに亡命しても全員が成功するわけじゃない、
メジャー契約出来なかったりケガで選手生命が終わったりすれば待ってるのは貧困生活、
一生帰国は出来ないし家族にも会えないと言うギャンブルです。
まぁ国交正常化して自由にアメリカに行き来が出来るのが一番だが、その可能性は極めて低いでしょう。

なので、キューバ出身選手にとって日本でプレーする事で環境面は良いかもしれませんが、金銭面では納得がいかない部分があるのではと言われています。

そこで、アメリカに訪れたタイミングで亡命する事で、仮にメジャーと契約できて活躍ができれば、もしくはメジャーでなくても3Aなどプロ野球選手として数年プレーしていければ、報酬は全て自分のものとなります。

ただ、そこには多大なリスクがあり、メジャーリーガーとしてそもそも採用されなかったり、帰る場所もどこにもない状態となります。

ただ、アメリカにはそういった亡命した選手を手助けして、球団に紹介する様なブローカーがいる様です。

ロドリゲス選手も何も希望もなしで行動したとは思えないので、誰か頼れる様な人物がいたと思われます。

過去にもソフトバンク選手が失踪してメジャー契約へ

どうやらキューバ出身選手が日本を経由してメジャーリーグにいくというのは珍しい話ではない様です。

そして、亡命した先輩方は見事にメジャーリーグと契約して活躍しています。

2020年ソフトバンク在籍中に亡命した『コラス』選手も2021年にホワイトソックスと270万ドル(約2億9400万円)で合意しています。

ロドリゲス選手も少なからず先輩方の事例も見て行動を決断されたのではと思われます。

ロドリゲス投手について

  • 名前:アンディ・ロドリゲス
  • 生年月日:1998年12月8日(22歳)
  • 国籍・出身地:キューバ(バハマ)
  • 身長:185㎝ 体重:88㎏
  • ポジション:投手(右投・右打)
  • 年俸(2021年):1000万円
  • 経歴:マニュエル・ファハルドキューバ国立体育大学⇒レオネス・デ・インドゥストリアレス(キューバ国内リーグ)⇒福岡ソフトバンクホークス(2021年)

直球の最速は150キロでキューバ国内リーグでは主にリリーフとして活躍していました。

『奪三振マシン』の異名をもち、2020年は通算60試合に登板し10勝4敗23セーブ 防御率3.77の成績でした。