陸上の山縣亮太選手が、100mで9.95秒をマークするという快挙を成し遂げました!
山縣選手の今回の記録は、9.97秒というサニブラウン選手の記録を0.02秒も上回る結果であり、日本記録を更新する形になりました。
そんな山縣選手について調べていると、未熟児で生まれたということが分かりました。
山縣亮太選手は未熟児で生まれた⁉出生体重何グラムだった?NHKプロフェッショナル
山縣選手は未熟児で生まれたことが、NHKのドキュメンタリー番組での取材で分かっています。
予定日よりも2か月早く誕生したとのことで、小さく生まれ、肺の機能が満足ではなかった状態だったとのこと。
肺に問題をかかえていたのにも関わらず、現在は陸上選手として活躍しているなんて、なんだか信じられないですよね。
出生時の体重を調べましたが、そこまでは公表されていませんでした。
ですが、2か月生まれるのが早かったということなので、それなりに体重も少ない状態で生まれてきたのだと推測できます。
山縣(山県)亮太はどうやって未熟児からアスリートへ?広島ジュニアオリンピックの日山コーチが決めて
山縣選手は小学生に上がってからも小さい体格で、弱弱しかったとのことですが、小学校4年生から陸上で花開いてきたようです。
もともと足は速かったのか、学校の代表として100m走の大会に出場し、優勝を果たしました。
山縣選手は陸上クラブではなかったものの、他の陸上部の選手を差し置いて優勝したとのことで、きっと当時は衝撃がはしったのではと思います。
広島ジュニアオリンピックのコーチにスカウトのような形で、日山コーチという女性のコーチのもとで指導を受けるようになります。
そこから、中学、高校と着実に実力を伸ばしていったということです。
学校の代表として大会に出なければ、オリンピック選手になることもなかったかもしれません。
山縣亮太選手が陸上100mで日本記録更新【9.95秒】前記録保持者はサニブラウン選手
山縣選手が樹立した記録は9.95秒で、日本新記録になります。
日本人の9秒台記録保持者は4人で、山縣選手は自身初の9秒台だったとのこと。
9秒台が初めてで、しかも日本新記録とはかなり熱いですよね!
上記で書いた、未熟児であったことの他にも、数々のハードルを越えてきています。
先のリオオリンピックにも出場し、過去の2大会で日本選手の100m記録を更新してきている山縣選手ですが、逆境も多かったそうです。
過去には、肉離れから復帰→2013年日本選手権で優勝したり、2017年全日本実業団で足首の痛みを乗り越えで10秒00をマークしました。
2017年が自身最速の記録だったわけですね。
そのあと、2019年には気胸や靭帯の断裂などかなりハードは逆境の最中にいました。
しかし、逆境を越える力も素晴らしく、2020年のオリンピック延期も、「準備期間が長くなる」とポジティブにとらえ、地道に特訓を続けていました。
山縣亮太選手はコーチを付けない⁉
山縣選手はコーチを付けないことで有名とのこと。
自分で練習動画を確認して、色々試してみるというかなり独自路線な選手です。
しかし、人任せにせず自分の体を一番に理解する姿勢が、今回の記録に繋がったのかもしれません。
本当にカッコいいですよね!
まとめ
日本新記録を樹立した山縣選手が未熟児だったと聞いて、その背景について深堀してみました!
これからの活躍に、ますます注目してしまいますね。