日清のカップヌードルについている「フタ止めシール」。
ほとんどの人がお世話になったことがあるのではないでしょうか?
私も、カップヌードルのカレー味が大好きで、よくシールでフタを止めていました。
なくなると聞いて、「なんでなくなるのか?」が単純にきになりましたので理由をまとめておきたいと思います。
なお、個人としての推測も多分に含まれますので、ご参考程度としてください。
フタ止めシール(日清)廃止理由は何?プラスチック年間33トン削減
フタ止めシールの廃止理由として、日清が言及している内容から考えられるのは
- フタ部分が別のデザインになるため、シールが不要に
- プラスチックの削減
などですね。
特にプラスチックの削減に関しては、年間で33トンもの削減になるとのことです。
しかし、フタ止めシールを愛用していた人は多いはず…
大人の事情でフタ止めシールが廃止されるのだとしたら、以下の理由が考えられるのではと思いました。
- 費用(特許権者への支払)
- 需要がないもしくは無くても困らない
- 特許の問題
フタ止めシールは正式には「タックシール」といいます。
フタ止めシール(日清)廃止理由に特許と需要が関係?正式名称は「タックシール」
タックシールが特許を取得しているかどうかは、こちらの特許情報ページに載っていました。
タックシールは以下の情報で特許に登録されています。
【公開番号】特開2003−72846(P2003−72846A)
【公開日】平成15年3月12日(2003.3.12)
【発明の名称】タックシール【出願番号】特願2001−262226(P2001−262226)
【出願日】平成13年8月30日(2001.8.30)
【出願人】
【識別番号】000226976
【氏名又は名称】日清食品株式会社
特許取得は平成15年3月12日、発明の名称「タックシール」、氏名又は名称に「日清食品株式会社」とあります。
フタ止めシールの特許は日清が持っていると思われます。
だとしたら、特許権者への支払は無いのかな…と思いますが、日清が発明者に費用を支払っているのでは?というツイートがありました。
フタ止めシール(日清)の発明者は日清から200万円貰えるという説…
発明者が誰なのかは分かりませんが、日清が特許を持っていることはほぼ確実。
しかし、ツイッターに以下のツイートがありました。
カップヌードルの蓋を閉じるシールの特許の人は年間200万円日清から貰えるらしい。
— GOROman (@GOROman) March 13, 2013
本当かどうかは分かりません。
また、特許権者はおそらく日清なので「シールの特許の人は」というのは違いそうですが、発明した人がいくらか使用料としてもらえている可能性、というのはもしかしたらあるかもしれません。
だとしたら、特にフタ止めシールが必要ないと判断されても、その人に200万払い続ける理由もないと思うので、シールを廃止した、という見方もできるのかも…
フタ止めシール(日清)廃止で他の会社が使用できる?特許はどうなる?
フタ止めシールが日清で廃止されたら他の会社が使用できるのかどうかに関しては、日清が特許取得しているようなので、使用料を日清に払う形になるのではと思われます。
しかし、日清が不要と判断したものを、他の会社が日清に使用料を払って導入するかというと、そのメリットはないのではと思います。
フタ止めシール(日清)はいつから廃止?
フタ止めシールの廃止はいつからなのか?ですが、すでに2021年6月4日に廃止を発表していますので、順次在庫がなくなり次第、切り替わっていくものと思われます。
さようなら、全てのフタ止めシール。#西暦2021年6月4日11時発表 pic.twitter.com/sJyN3h6yXF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 3, 2021
これはカップヌードル発売50周年の節目とのこと。
なごり惜しいですが、新しいデザインも画期的ですよね。
購入が楽しみです。
まとめ
フタ止めシールの廃止理由と、いつから廃止なのかをまとめました。
特許が関係している可能性は素人には断言できません。
しかし、大人の事情がある可能性はあります。
とはいえ、日清の廃止理由は環境対策の一環で、プラスチックが年間33トン削減できるとのこと。
今後のフタのデザインも画期的で、使うのが楽しみです。