上野公園のパンダ、シンシンに妊娠の兆候があるということです!
暗いニュースが多いなか、シンシンの妊娠はとても嬉しいですよね。
しかし、現時点では本当には妊娠していない「偽妊娠」の可能性もあるとのこと。
- 出産はいつなのか?
- 偽妊娠かどうか分かるのはいつなのか?
について調査しました!
2021最新!上野公園シンシンが妊娠の兆候!出産はいつ?【妊娠期間】
シンシンに妊娠の兆候があるということですが、本当に妊娠していれば、出産はいつになるのでしょうか?
パンダは、交尾してから出産まで、3~5か月と、開きがあります。
3か月で生まれてくることもあれば、5か月かかることもあるんですね。
シンシン&リーリーが交尾したのはいつ?
シンシンがリーリーと交尾したのはいつなのでしょうか?
報道などによれば、今年3月に交尾が確認できたということです。
パンダの恋の季節が3月~5月頃だそうなので、時期的にもぴったりですね。
上記のとおり、パンダの妊娠期間は3~5か月。
交尾してから3か月という最短ルートで誕生するとしたら、交尾の日がいつだったのかにもよりますが、早くて6月中(今月)に赤ちゃんにお目にかかれる可能性もあるかもしれません!
また、妊娠期間が5か月ほどだった場合、出産は8月頃になる可能性もあります。
さらに、もし偽妊娠だった場合は、そのまま出産はなく終わります。
シンシンが偽妊娠かどうか分かるのはいつ?妊娠の確率は予測が難しい⁉
シンシンが偽妊娠かどうかは、現時点では分かっておらず、妊娠と同様の兆候がみられることから、安静のため展示を中止しています。
シンシンは、2013年にも偽妊娠を経験しています。
その時の時系列がありましたので紹介します。
3月11日、12日:「リーリー」との間で交尾行動を確認
5月23日:黄体ホルモン値が上昇
5月23日頃より竹の採食量が減少、休息時間が増加
5月28日頃より竹の採食量が通常の半分程度となる
5月30日:黄体ホルモンは高値を維持
6月4日より展示を中止
6月5日頃より動きが緩慢な時がみられる
6月6日:4つの乳頭が確認できるようになる
黄体ホルモン値が減少する
6月13日:黄体ホルモン値がさらに減少する
6月18日頃より竹の採食量が多い日が出てくる
動きに俊敏さが出てくる
6月20日:黄体ホルモン値がさらに減少する
6月25日:出産直前に見られる体の変化が観察されない
偽妊娠の可能性
6月27日:黄体ホルモンが低値になる
7月2日:展示を再開する
7月11日:黄体ホルモンが検出限界値になる(東京ズーネット)
時系列では、「黄体ホルモン」という言葉が出てきますが、以下のように判断されたようです。
妊娠・出産兆候の指標となる血液中の黄体ホルモン値の動態と、2013年7月下旬までの行動や体の変化から総合的にみて、シンシンは偽妊娠(※1)の状態であったと考えられ、今期の出産はないと判断しました。
(東京ズーネット)
3月11日、12日に交尾を確認してから、7月下旬までの様子から、偽妊娠だと判明したんですね。
なので、今回も偽妊娠かどうかがわかるのにはしばらくかかる可能性があります。
7、8月頃には、偽妊娠かどうか判断できるかもしれませんね。
なお、パンダは、交尾が確認できても、偽妊娠が起きたり着床遅延など、妊娠の確率を予測するのはかなり難しいそうです。
シンシンがシャンシャンを出産したときは妊娠からどれくらい経っていた?
シンシンの娘であるシャンシャンは、2017年6月12日生まれです。
パンダの出産時期が7月~8月頃が多いので、シャンシャンは少し早めだったんですね。
パンダの発情期は3月~なので、シャンシャンの時の出産は妊娠から3か月ほどだった可能性が高いです。
まとめ
上野公園のジャイアントパンダ・シンシンが妊娠の兆候とのことで、嬉しいニュースです。
しかし、まだ偽妊娠の可能性もあります。
偽妊娠かどうかは、前回の偽妊娠確定では交尾から4か月ほど経っていました。
また、本当に妊娠していて無事に進めば、早くて今月、遅くとも8月頃には赤ちゃんにお目にかかれる可能性があります。