2021年の梅雨入り・梅雨明け予想！梅雨時期はいつからいつまで？雨が多い？

5月中旬から暖かい日が増えて来ましたが、夏が来る前にやってくるのがジメジメとした梅雨のシーズンです。

雨の日が続いて洗濯物も外に干せず生乾き臭が気になって困る時期ですよね。
湿気も多くて過ごし辛い日々が続きます。
また季節の変わり目ですので、体調管理に気をつけて夏を迎えたいですね。

2021年の梅雨入り・梅雨明けはいつからいつまでの予報なのでしょうか？
今回は、2021年全国（沖縄、九州、関西、関東、東北）の梅雨入り・梅雨明けの予想についてお伝えしたいと思います。

2021年の梅雨入り時期は？

5月5日に、気象庁は沖縄地方・奄美地方で梅雨入りを発表し、平年と比べて沖縄地方では5日早く、奄美地方では7日早い梅雨入りとなりました。

5月11日に、九州南部でも平年より19日早い梅雨入りとなり、九州南部では1956年に次ぐ観測史上2番目に早い梅雨入りを観測しました。

15日には九州北部・中国・四国地方で梅雨入りの発表があり、九州北部では平年より20日、中国地方では平年より22日も早い梅雨入りとなりました。
四国地方では、観測史上1番早い梅雨入りとなりました。

16日にも近畿・東海地方でも梅雨入りが発表されました。
近畿地方では観測史上最も早く、東海地方は1963年に次ぐ早さでの梅雨入りでした。

6月3日に気象庁から発表された最新の1か月予報によると、6月5日〜7月4日までの気温は北日本では、気温がかなり高くなる見込みで注意が必要とのことでした。
6月中旬頃まで北日本の天気が変わりやすく、その後7月までにかけて平年同様に曇りや雨の多い日が続きます。

4日にかけて本州付近まで活発な梅雨前線が北上し、西〜北日本の広い範囲で大雨に警戒が必要です。

その後は前線は再び沖縄・奄美地方まで南下し停滞する見込みで、西〜東日本では晴れる日が多くなる見込みです。

関東甲信越地方の梅雨入りは6/12頃となる見込みで、平年よりもやや遅くなります。

沖縄・奄美地方では、平年以上に曇りや雨が多く降水量も多いとの予報です。
6月中旬頃には晴れの日が多くなる見込みです。

今年の梅雨は全国的に気温が高くなる予想です。

2021年の梅雨明けの予報についてですが、気象庁でも速報値しかなく梅雨明けの時期の把握は過去の観測を参考にしてみてください。

2021年今年は梅雨入りが早かったですが、統計上梅雨入りが早まった場合、比較的に梅雨の期間が長くなる傾向があります。
そのため2021年の梅雨は、平年の梅雨の期間と比べて長くなる地域が多くなると思われます。

梅雨明け後は、全国的に平均気温の予想が高いと予想されていて厳しい暑さが続く傾向だといいます。
熱中症にはくれぐれも気をつけてこまめな水分補給や室内の温度もエアコンなどで調節し体調管理に気をつけましょう。
マスクも夏仕様のものを探してみるのもいいかもしれません。

2021年の梅雨入りは平年に比べてかなり早いですが原因は何でしょうか？

その原因として、インド洋付近の海面水温が平年よりも高く、偏西風を北側に押し上げています。
その影響で偏西風が蛇行して流れ、太平洋高気圧が例年より強く張り出し、梅雨前線を本州付近に押し上げる形になりました。

梅雨前線とは停滞前線の一種で、5月上旬から8月上旬にかけて日本の上空で活発化します。移動速度は遅く、ゆっくりと北に向かっていき8月上旬になると東北北部や北海道南部あたりで消滅します。
比較的穏やかで雨期が長いことが特徴です。
基本的には雨の振り方は強くありませんが、

梅雨の時期には思いもしない大雨による災害が多く出る時期でもあります。
今年2021年の梅雨の降水量はどのような予想なのでしょうか？

気象庁によると、2021年の梅雨の雨量・降水量は平年並みか、多い確率が40％ということでした。
出かける際にはカバンの中に折りたたみ傘を忍ばせておくのが良いですね。