元レペゼン地球(現:Candy Foxx)のDJ社長が『本当のレペゼン地球解散の経緯について』の動画を公開しました。
動画の内容が衝撃的であり、解散の理由はH氏による会社や権利を含めた『乗っ取り』でした。
現在H氏とは裁判中である様ですが、裁判の勝敗はどうなるのか?
DJ社長が涙を浮かべながら告発したレペゼン地球解散の経緯。
裁判の勝敗についてとH氏特定禁止の意味についてお伝えします。
レペゼン地球『本当の解散理由』
レペゼン地球は2015年に始動し、DJ社長を中心とした福岡出身の5人音楽グループでした。
そして、2020年12月26日の福岡PayPayドーム公演をもって解散をしました。
そして今回、DJ社長が『本当のレペゼン地球解散の経緯について』約21分の動画で話してくれました。
おぉ、親近感。https://t.co/klsHVnuffF
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) June 1, 2021
上記は2チャンネル開設者『ひろゆき』さんが投稿されています。
また、「滝沢ガレソ」さんが上記の動画内容について分かりやすくまとめてくれています。
人気YouTuber(元)レペゼン地球のDJ社長が、今で語ってこなかったレペゼン地球の解散経緯を告白した件について、動画の内容を要約しましたhttps://t.co/zni3jJRXzq pic.twitter.com/JA4lw9yM3X
— 滝沢ガレソ🌈🌱 (@takigare3) June 1, 2021
DJ社長、レペゼン地球の解散経緯を告白(※以下内容はすべてDJ社長が動画内で語ったことの要約です)
YouTuberになる前に事業に失敗し6000万円の借金を抱えたDJ社長、一念発起してYouTuberにって一攫千金を狙うことに
⇒当時既に自分の会社を持っていたDJ社長だったが、知人のH氏から「もし仮にこのまま新事業が成功しても、自分の会社を使うと6000万円の株主から借金の肩として何もかも奪い取られる。ここは私が資本金100万円会社を作ってあげるし、株も私が預かっておくから、YouTubeがうまく行ったら100万円ちょっとで買い戻してくれればいい」と優しい声かけ
⇒H氏を完全に信用しきっていたDJ社長、H氏に新会社の株をすべて渡し、かつ経理関係もすべてH氏に任せることに
⇒その後、会社(レペゼン地球)が起動に乗り、幕張メッセで観客15000人を集めてライブするまでに成長したが、メンバー全員が一向に上がらない給料に対する不満を募らせる(給料も全てH氏が決定)
⇒「次のライブの準備にお金が必要で…」「税金の支払いがあって…」何かしらの理由をつけて給料を上げないH氏に不満を募らせるも、借金6000万円を返済するまでの辛抱と耐えるDJ社長
⇒ついに借金を完済し終えたDJ社長がH氏に株を返すよう要求するも、何かと理由をつけて株を返さないH氏
⇒しつこく交渉を続けたところ、H氏より「これにサインをするなら見せる」と契約書がおくられてきた
⇒契約書には株を返す条件として
- H氏に退職金なし4800万円を支払うこと
- レペゼン地球の全曲の著作権をH氏に渡すこと
- カラオケ印税を今後発生するものも含めて全てH氏に渡すこと
- H氏の経理業務においてミスがあっても訴えないこと
等が記載されており、DJ社長は「さすがにこの内容ではサインできない」と回答
⇒その後、H氏が一方的にDJ社長を解雇
⇒H氏の周りで数千万円単位の使途不明金があることや、H氏が自分の息子を会社の社員にして高給を払っていること、高級マンションに住まわせたり高級時計を買い与えたりしていることを問い詰めるが、H氏は詳しい帳簿や送金のやり取りを公開することを頑なに拒否
⇒モメにモメて裁判沙汰に(現在も係争中)
レペゼン地球の権利はH氏にあるため仕方なくDJ社長らはレペゼン地球を解散させ、グループ名を変えて活動することに
動画内では、レペゼン地球メンバーの給料は月給10万円で、H氏の息子は200万円を与えていたなど、あまりにも酷い内容となっていました。
『レペゼン地球』として本当は続けていきたかったところを、解散せざるおえない状況に追い込まれてしまっていた様です。
レペゼン地球の裁判はどうなる?
レペゼン地球側とH氏とは現在裁判中となっています。
今後の裁判について、フジテレビ「バイキング」やTBS「ゴゴスマ」など多数メディアに出ている『弁護士の北川貴啓さん』が見解をのべています。
主に4つの点でのべられています。
株主はいつでも代表取締役を解任できる⇒争点が多岐にわたっていると思いますが、まず前提は、そもそも会社の株主は誰なのか、という点です。おそらく会社の登記簿上では、H氏が過半数以上の株式を持っていると思います。会社の実質的所有者は代表取締役ではなく株主ですので、基本的には株主はいつでも、代表取締役を解任することができてしまうんです。
約束が真実であることが立証できるか⇒しかし、DJ社長は「借金が完済できたらH氏の株式を譲ってもらう前提条件で約束をしたはずだ」と反論していることになります。もし仮に、この約束が真実であることが裁判で立証できれば、H氏は株式を保有していないことになるので、DJ社長に対する解任請求も無効ということになります。問題は、この「借金完済した場合はH氏から株式を譲ってもらう前提条件で約束した」ということの立証ができるかどうかです。書面を取り交わしていないとなると、当時の会話を録音していたり、メールの履歴などから、DJ社長が立証責任を負っていくことになります。もし仮に証拠が残っていないとなると、H氏が過半数を保有している株主となり、DJ社長の解任は認められてしまうことになると思います。
業務上横領も争点に⇒ちなみに、H氏が、DJ社長に対して株式を譲り渡す条件として、退職金や印税を要求したり、H氏の経理業務の責任追求をしないことを要求した行為ですが、あくまで双方が合意をするのであれば(公序良俗に反しない限り)有効になります。DJ社長はこの条件を飲むことはできないとして、合意をしませんでした。H氏は「楽曲の権利」をDJ社長に求めたようなので、楽曲の著作権は制作者であるDJ社長側が持っているのだとすると、契約に合意をしない限り、著作権はDJ社長側が保有したままということになります。あとは、H氏の経理業務が「業務上横領」と評価されるかどうかも争点になると思います。もしDJ社長が主張するように、数字に不自然な流れがあったり、勤務実態がない息子に多額の報酬を払うことで事実上H氏自身が利益を得ていたことについて、動かし難い証拠が残っているのであれば、H氏に対して損害賠償請求や、刑事責任(業務上横領罪は10年以下の懲役)を追及していくことのになるかと思います。
責任を追求されるリスクも⇒おそらく、DJ社長も、今回の騒動を動画で公開することは、かなり悩まれたと思います。依頼している弁護士からも説明があったとのことですが、動画の内容によっては、H氏に今後の戦略を察知されてしまったり、感情に任せて発言をすると名誉毀損行為として逆にH氏から責任追求されてしまったりするリスクもあります。これまで二人三脚で走ってきたパートナーと仲違いになってしまうのは相当ショックだったと思いますが、双方の弁護士を通じて、迅速円満な解決を図ってほしいと個人的には思っています。 引用:ユーチュラ
争点は、もともとの話である『借金を返済したら株をH氏から譲ってもらう(自分の手元に戻す)』約束をした部分の立証ができるがどうかや、H氏が横領していたことを帳簿など含めて証拠が残っているかどうかで、裁判が左右していく様です。
twitter上でも裁判の行方について様々なコメントが寄せられています。
レペゼン地球の件、裁判はほぼ無理ゲー
H氏への特定や誹謗中傷は裁判で不利に働くからやめよう!みたいな声もあるけど、どっちみち勝てないなら数の力でH氏の心を折る方が可能性あると思う
まぁなにより6/1にこの動画が出たってことはcandy foxxの仕掛けが始まったって思ってる
心から応援してます pic.twitter.com/a2d04K6FmB
— フジ【EvisJap/えびすじゃっぷ】 (@FUJI_EVISJAP) June 1, 2021
レペゼン地球が裁判しても会社の株は100%H氏のままだろうね。
でも楽曲の権利は職務著作ではないぞって結果になるかもしれない。 pic.twitter.com/dRCSYim1Lk— 待機くん (@_taiki0821) June 1, 2021
裁判としては難しい戦いになりそうではありますが、DJ社長含めレペゼン地球(現:Candy Foxx)を応援する声が数多く寄せられていました。
H氏の特定禁止の理由!
あまりに酷い内容であった今回の事件。
H氏とは一体誰でどんな人物なのか?とても気になる所ではありますが、レペゼン地球(現:Candy Foxx)からH氏を特定する事はやめて頂きたいという投稿がありました。
【レペゼン地球改めCandy Foxxファンの皆様へ大切なお願い】#レペゼン地球#CandyFoxx #拡散希望 pic.twitter.com/9i6oPk9eJz
— CandyFoxx information【informal】 (@candyfoxx4649) June 1, 2021
もし仮にH氏が特定されて、H氏を誹謗・中傷することによって裁判では不利に働いてしまう事がある様です。
DJ社長は動画のはじめにも、動画で公表する事自体不利に働く可能性もあるが、どうしてもファンの方々含めて知って頂きたかったと述べています。
DJ社長を応援する人達は多くいます。
行動を起こしたこと自体大きな前進となっており、良い方向に進んでくれたらと願います。