この秋から「遊郭編」が放送開始されることでも話題の『鬼滅の刃』。
今回複製原稿の作りが雑と苦情が多く、これに対して集英社が対応することを発表しました。
なんと複製原稿を新たに作り直し、販売済みの商品と交換すると言うのです。
この複製原稿、なんと価格は約40,000円!
そんな高額だったのにもかかわらず、作りが雑だったと言うのですから苦情が殺到してしまうのも無理は無いかもしれません。
今回は、鬼滅の刃の複製原稿の交換方法を調べていきます。
また既に返品してしまった人も、再購入可能だと言うのでその方法について調べていきます。
鬼滅の刃・複製原稿の作りが雑で対応へ!
昨年12月にオンラインで開催した『ジャンプフェスタ』で販売した複製原稿が、「あまりにも作りが雑!」と苦情が殺到したため、集英社が新たに複製原稿を作り直すことを決めたようです。
この複製原稿の内容は、最終話のひとつ前の第204話です。
33枚を1セット38,500円で売り出し、原画に忠実と謳っていました。
しかし実際手元に届いてみると、コミックや雑誌に掲載されたものを、原稿用紙に引き伸ばして印刷しただけのように見えました。
販売サイトで写っていたサンプル画像とは明らかに違うのです。
影の外側が消えたカットが複数あったり、雑誌掲載時よりの範囲が狭くなっているものもあったと言うのです。
このような状況受けて、購入者からは問い合わせや苦情が殺到していました。
集英社は返金に応じつつも、商品に問題はないと対応していたようですが、返金が積もりに積もって472部販売した内、全体の35% 166部を返金することになってしまいました。
つまり約6,400,000円も返金対応したということですね。確かにこれだけの大金を返金していたら、今後のことも考えたら対応をせざるを得なかったでしょう。
対応のきっかけは作者!
今回の複製原稿の対応に関しては、作者の吾峠呼世晴さんが関わっているとされています。
6月中旬ごろ吾峠呼世晴さんはこの複製原稿を作成した経緯の説明を求め、集英社は社内調査したそうです。
その結果、複製原稿の経験の浅い担当者が作成していたことがわかったようです。
担当者は「雑誌などに掲載されたものが完成形で、それに忠実であれば良い」と考えたようだと言うのです。
複製原稿は漫画家が実際に書いた生原稿に近い仕上がりを再現した商品です。
欄外にはみ出した絵や、鉛筆の下書きがあったり、アシスタントへのメモなどそれらを残した形で販売されるケースが多いものです。
掲載されたものに忠実であれば良いと言う考えでは、確かに複製原稿が欲しい人には合わない商品でしたね。
集英社の広報部は、「今回の商品は自分が購入者だったとしても怒りを覚えただろう内容で大変申し訳ない」と発表しています。
今回は新しいものを作成し交換対応するようですが、販売者側が自分でもこんなもの届いたら怒ると発言してしまっては、購入者はどう思うのでしょうか。
複製原稿の購入・返品方法は?
鬼滅の刃の複製原稿の購入、交換方法はどうなっているのでしょうか?
複製原画を購入された人には、集英社から案内メールが届きます。
これは既に返品された方にも届くことになっています。
そちらのメールから返品・再購入の手続きをすることとなります。
ちなみに今回、購入に関しては以前複製原画を購入し返品してしまった人のみが適応となっています。
今から改めて複製原稿を購入しようとしている人は対応の範囲外と言うことになってしまっていますね。
また、複製原稿を購入し手元に持っている人は交換の対応となります。
しかしこれは希望者に限ったものなので、希望しなければ交換の対応とはなりませんので、ご注意してくださいね!
また、2020年5月の応募者全員サービスの「『鬼滅の刃』まるごと複製原稿セット mini」も対応となります。
複製原稿はどれくらい雑だった?画像は?
「作りが雑!」と苦情が殺到した複製原稿は実際どのようなものだったのでしょうか?
約40,000円もしたこの複製原稿の画像がないか調べていきました。
見つけたのはこちらです。
鬼滅の刃複製原画が残念な仕上がりだ。見開きページも、なぜか1ページにまとめてあるし。断ち切りもジャンプ本誌の範囲までしか印刷されてない。複製原画と言えるのか〜? pic.twitter.com/39rHY7rTkS
— ミカン (@44Floma) October 10, 2020
まとめ
今回決め角刃の複製原稿の作りが達とのトラブルを受け、返品・再購入の対応となったと言う情報が入ったので、それについて調べていきました。
約40,000円と高額なため、ぜひ自分が納得いくものを手に入れたいですね。
希望しなければ対応になりませんので、作りがしっかりとした複製原稿を手に入れたい方はぜひ再購入もしくは交換をしましょう。