渡邊雄太の2021の年俸、契約年数がすごい!最新海外の反応やNBA契約制度も紹介!

渡邊雄太は、NBAのトロント・ラプターズと、日本出身選手としてはNBAで3人目となる本契約を結びました。

田臥勇太(宇都宮=Bリーグ)、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)に次いでの快挙となります。

 

また、今シーズンは日本人選手が2人プレーした歴史的なシーズンにもなりました。

https://twitter.com/memgrizz/status/1206058776559792128?s=20

そんな渡邊雄太選手にはメディアや、地元海外からの注目も浴びていますので、渡邊選手についてまとめてみました。

 

渡邊雄太の2021の年俸は?

皆さんが気になる海外選手のお金事情です。

これまで馴染みの薄かったNBA選手の年俸ですが、ここでしっかりとお伝えしていきたいと思います。

 

渡邊選手の年俸、それは・・・ズバリ ”1億7500万円”です!!

https://twitter.com/wacchi1013/status/1384108436372135938?s=20

ちなみに、ラプターズは渡邊選手の年俸は明らかにしていないそうです。

この金額については推測によるもので、最低年俸での金額となります。

よく、日本のプロ野球で各選手の記者会見があるときも「推定年俸」と書かれているのを目にします。

 

スポーツ業界ではこの推定年俸というのがベースとなり、みなさんに分かりやすいような開示になっているのかもしれません。

 

では、皆さんの気になるNBAのお金事情について、もう少し詳しく解説していきましょう。

NBA選手はいくら稼げるの!!

NBA選手の年俸についてお答えします。

 TOP5:

1位.レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)

総収入:約99億円(サラリー32億円+スポンサー収入67億円)

2位.ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)

総収入:約78億円(サラリー36億円+スポンサー収入42億円)

3位.ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)

総収入:約68億円(サラリー32億円+スポンサー収入36億円)

4位.ラッセル・ウェストブルック(ワシントン・ウィザーズ)

総収入:約60億円(サラリー34億円+スポンサー収入26億円)

5位.ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)

総収入:約52億円(サラリー34億円+スポンサー収入18億円)

やはり、トップに君臨するスポーツ選手は幅広い競技においてスポンサーが付いており、多額のスポンサー収入を得ていることが分かります。

スポンサー収入はナイキ、アディダス、アンダーアーマーなどの有名企業からのものです。

NBAにある決まりとは?

NBAにはNBAサラリーキャップというものがあります。

サラリーキャップとは以下のことを言います。

NBAの年俸制度として採用されている「サラリーキャップ」は日本語にすると「年俸限度」と言えます。

サラリーキャップはリーグがオフシーズンに決定し、各チームはサラリーキャップに基づいて次のシーズンの各プレイヤーの年俸を決定したりチーム全体の年俸を決定します。

要は、サラリーキャップというのは1チームあたりのプレイヤーに払える年俸の予算(上限年俸金額)だと思っておいてください。

 

この制度があることによって、NBAは「リーグの戦力の均衡化」を図ろうとしています。

戦力の均衡化を図ることで、偏ったチームばかりが常勝するなどの抑制につながり、毎年おもしろいリーグ戦となることが想定されます。

 

渡邊選手の選んだ制度とは?

渡邊選手はTwitterでもあるように、エグジビット10 ⇒ 2WAY ⇒ 本契約 という流れで契約をしています。

 

エグジビット10とは何でしょうか。

エグジビット10契約とは:

有望な選手の海外リーグへの流出を防ぎ、Gリーグ(NBA傘下の育成リーグ)での成長を促すことを目的とした契約の制度。

最低年俸での契約だが、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替えも可能。

契約解除された場合でも、契約チームの下部組織であるGリーグ・チームとの契約の道があり、60日間在籍するという条件を満たせば、最大5万ドルのボーナスが支給される。

昨季は馬場雄大がダラス・マーベリックスとエグジビット10契約を結び、トレーニング・キャンプに参加。

シーズン開幕前に契約を解除されたが、マーベリックス傘下のGリーグ・チームであるテキサス・レジェンズと契約して、Gリーグでプレーした。

エグジビット10の補足説明です。

1.正式契約ではないが、キャンプにはチームの一員として参加してOK!!(ただし1チーム6名まで)

2.解雇前提の契約。ただし、相当の存在感を出すことによって開幕ロスター(チームの公式戦に出場できる資格を持つ選手枠)に残れば解雇はされない

3.解雇された後はGリーグ(マイナーリーグ)と契約し、少なくとも60日間在籍できれば、解雇するときに5,000万ドルから5万ドルもらえる。(1ドル110円の場合、日本円で5,500万円~5億5000万円)

 

なお、Gリーグでは基本給77,250ドル(1ドル110円 ⇒ 日本円で約850万円が支給されます。

日本で言えば会社員の平均年収が432万円(2019年)ですので、倍近い年収ということになりますね。

 

次に2ウェイ契約について説明します。

2ウェイ契約とは:

NBAと傘下のGリーグ・チームの両方(2ウェイ)でプレーできる契約だが、NBAチームに選手登録できるのは基本的にシーズン中45日間。

各チームが同時に2ウェイ契約を結べるのは最大2選手まで。

2ウェイ契約の対象はNBA在籍年数4年未満の選手に限られ、同契約下でチームに所属できるのは2シーズンまでという条件が付いている。

渡邊は2018年夏にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだが、グリズリーズとの2ウェイ契約が2シーズンを過ぎたために、昨季終了後にフリーエージェントとなっていた。

同じチームとは最大2シーズンしか2ウェイ契約を結べないが、2ウェイ契約選手として2シーズンを過ごしても、チームを変えればまた2ウェイ契約を結ぶことは可能。

 

2ウェイ契約について補足すると…。

1.ロスター契約は15人までですが、その15人とは別枠で2人の2ウェイ契約選手を保有できるので実質17人でプレーすることが出来る

2.2ウェイ契約の選手のサラリーはチームサラリーとして見なくてもよいため、チームにとってメリットの枠であると言える

3.NBA選手としての実践がつめることから、選手は願ってもない機会を得ることができる

4.Gリーグよりも高サラリー(詳細は後述します)なので、収入面においても差が付いてくる

5.契約したNBAチームしかコールアップ出来ないため、契約したチームによっては出場機会が変わってくる(チームによっては出場機会が乏しくなるケースも考えられます)

6.NBAプレーオフには出場不可

7.NBAとGリーグの不定期な移動があります。2ウェイ選手は基本的にGリーグで活動していますが、コールアップされた際には都度NBAチームに合流することとなり、急な対応が必要となる。

 

なお、2ウェイ契約の選手の年俸はGリーグの年俸:基本給77,250ドルに加え、1日あたり4,734ドル(1ドル110円 ⇒ 日本円で約50万円)が支給されます。

仮に最大45日間、NBAで出場したとすると・・・213,030ドル(1ドル110円 ⇒ 日本円で約2,343万円という、高収入を得られることが出来ます。

(やはりNBAの世界は夢がありますね。本当にビックリしました)

渡邊雄太の2021の契約年数は?

渡邊選手がラプターズと契約した本契約の内容は、実は年俸だけでなく、契約年数についても明らかにされていません。

 

なお、契約年数の参考になればと思い、ルーキー契約の詳細について説明しておきます。

ルーキー契約

ドラフト1巡目選手

NBAドラフトで1巡目(1位〜30位)までに指名を受けた選手とは、順位により決められた金額の最大20%増で契約できる。通常4年の契約で、最後の2年はチーム・オプションと定められている。一定の期間内に、最大6年間の延長契約を結べるが、延長契約を結ばなかった選手には、クオリファイング・オファーを提示することになる。クオリファイング・オファーを受けた選手は、制限付きFAに、クオリファイング・オファーを受けなかった選手は、完全FAとなる。

ドラフト2巡目選手

NBAドラフトで2巡目(31位〜60位)までに指名を受けた選手とは、最長で2年の契約を結ぶことが出来る。ほとんどは最低保証での契約となる。

渡邊選手の契約年数は最終、分かりませんが今回、3人目の快挙となる渡邊選手の複数年契約を是非とも期待したいところですね!!

渡邊雄太の最新海外の反応を紹介!

https://twitter.com/RaptorsInfoJPN/status/1413740568476217347?s=20

NBAの記者@アメリカ

ラプターズの広報は早起きだな。チームは先ほど、フォワードの渡邊雄太とNBAの本契約を結んだことを発表した。

 

ラプターズの記者@カナダ

渡邊雄太はラプターズとNBAの本契約を結んだ。もう2way契約ではない。

 

ラプターズの記者@カナダ

ラプターズは渡邊雄太とNBA本契約を結んだことを発表した。当然の結果だ。足首の怪我から復帰した後、機動力のある6-9(206cm)のウイングは両サイドで多くの可能性を示している。3シーズンの間、2way契約を結んでいたが、ついにブレイクした。素晴らしい。

 

NBAの記者@カナダ

トロント・ラプターズは渡邊雄太とNBAの本契約を結んだ。渡邊は平均4得点、3.3リバウンドを記録し、フィールドゴール成功率44.8%、うち3ポイントは40%(24-40)。

 

ラプターズのファン@カナダ

素晴らしいニュース!

 

ラプターズのファン@カナダ

イエーーース!!! 🥰🔥🔥🔥🧡

 

ラプターズのファン@海外

渡邊は優れたパワーフォワードで、すべてのポジションでディフェンスができ、リバウンドを取り、どこでも得点できる。契約は与えられたものではなく、勝ち取ったものだ!!!

 

ラプターズのファン@カナダ

彼はとてもよく動き、知性と攻撃性のあるプレーをしている。見ていて楽しい選手だ!!! ユウタ、おめでとう!!!

 

ラプターズのファン@ブラジル

その価値は十分にある。ユウタはこのチームに欠かせない存在だ。これからもっと成長するだろう。

 

海外の反応は素晴らしいですね。

同じ日本人として誇りに思います。

 

今後も長きに渡っての活躍を期待しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

海外のお金事情は本当にスケールが違います。

 

なお、渡邊選手は日本選手として3人目のNBA正式契約ということですが、少しでも日本の子供たちに夢を与えるきっかけとなるような活躍をしてほしいですね。

 

また、一人でもNBA選手が増えて、活躍してくれる日を一日も早く願っています。