池田美来(いけだみらい)さんは11歳8カ月で日本プロサーフィン連盟(JPSA)のプロテストに合格し小学校6年生で最年少のプロサーファーになりました。
2024年のパリオリンピックを始め、今後の世界大会での活躍が期待されています。
テレビ番組にも出演するようになった池田美来さんのご家族や在学中の中学校、そして活躍歴を含むプロフィール等を詳しくご紹介していきます。
最年少プロサーファー池田美来がサーフィンを始めたきっかけは?
池田美来さんがサーフィンを始めたのは5歳の時でした。
父親がウィンドサーフィンのプロ選手であり、その影響でサーフィンを始めたとのことです。
お父さんの指導はなかなか厳しいものがあり、早朝に1時間半の練習、そして夕方に2時間の練習を毎日行っているそうです。
小学校2年生からはサーファー選手育成のスクールに通っています。
父親譲りの才能と猛練習の成果でアマチュア時代から数々のタイトルを獲得しています。
そして2019年の「夢屋サーフィンゲームス・田原オープン」でJPSAのプロ資格を取得しました。
それまでの最年少記録は13歳でしたから11歳8ヶ月での記録更新は大きいですね。
24年パリ五輪の星、夢は「金メダル」サーフィンの池田美来がスポンサー契約/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/f8n3uLKqVd #東京五輪 #オリンピック #パラリンピック #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) March 4, 2021
最年少プロサーファー池田美来が通う中学校は?
池田美来さんのプロフィールは以下の通りです。
- 名前:池田美来
(いけだみらい) - 生年月日:2007年11月7日
- 出身地:静岡県御前崎市
- 出身小学校:御前崎市立第一小学校
- 在学中学校:御前崎市立浜岡中学校
- 身長:156cm
- 体重:46kg
- スタンス:レギュラー
- ボードサイズ:5’4
- 所属:whitebuffalo
(ホワイトバッファロー)
池田さんご一家はお父様がプロのウィンドサーフィン選手であることから神奈川県厚木市から海に近い静岡県御前崎市に引っ越したそうです。
御前崎市立浜岡中学校の学区内は海に近いですからサーフィンの練習には大変適した場所にお住まいなのでしょうね。
池田美来さんはまだ2021年7月現在では13歳ですからこれから身長も伸び、体重も増えていくでしょう。
学校での好きな授業は国語と体育だそうです。
2020年度と2021年度には日本サーフィン連盟の強化ジュニア指定選手に選出されています。
また2021年2月には「whitebuffalo(ホワイトバッファロー)」とスポンサー&マネジメント契約を締結しています。
ホワイトバッファローは松田詩野選手や川合美乃里選手ら有名サーファーが所属しているエージェントです。
最年少プロサーファー池田美来の家族は凄いサーフィン一家?
池田美来さんの家族は以下の通り4人家族になります。
- 父親:池田良隆さん
- 母親:池田みえさん
- 長女:池田美来さん
- 次女:池田真央さん
父親の池田良隆さんは1960年生まれで20歳でサーフィンを始めていますので、30年以上のキャリアを誇るプロウィンドサーファーです。
池田美来さんの妹である池田真央さんもサーフィンをされています。
真央さんもサーフィンのプロ選手を目指しているようです。
姉の美来さんとは2歳年下となります。
母親のみえさんはサーフィン経歴が公表されていないのでプロ選手ではないのかもしれません。
しかし2017年に千葉県長尾郡一宮町で開催された「一宮町体育協会ビーチフェスタ・Beach Girl Club Cup 2017」にご家族で参加されています。
ですのでプロ競技者ではないとしてもサーフィンをされていると思われます。
確か最年少記録した池田美来プロ(1枚目)と妹の真央さん、素晴らしいライディングでした。数多いサーファーの中でも際立つ存在感。思わず見とれてしまいました。#伊豆白浜 #下田市の写真家 #サーフィン撮影 pic.twitter.com/wmxyF80bte
— ささき📷Nice伊豆撮影隊 (@photosmilejp) December 13, 2020
池田ご一家の皆さん全員がサーフィンに関わっている大変凄い家族ですね。
池田美来さんだけでなく妹さんの池田真央さんも今後注目されるサーファーへと成長される可能性が高そうですね。
最年少プロサーファー池田美来(いけだみらい)の戦績
池田美来さんのアマチュア時代からプロサーファーとして参戦した主な成績は以下の通りです。
【アマチュア時代の戦績】
- 2019年 静岡県知事杯 ショートボードウィメンクラス・優勝
- 2019年 志摩市長杯 (NSA 公認 AA ランク)ガールズクラス・優勝
- 2019年 おいでんガールズ CUP スペシャルクラス ・優勝
- 2019年 東洋町杯 By Ripcurl ( NSA 公認 AA ランク)ガールズクラス・優勝
- 2019年 全日本級別サーフィン選手権大会・準優勝
- 2019年 白浜スプリングカップ(NSA 公認 AA ランク)ガールズクラス・優勝
- 2019年 新春波乗り大会 (NSA 公認 AA ランク)ガールズクラス・準優勝
- 2018年 Beach Girls Cup オープンクラス参戦
- 2018年 静岡県知事杯静岡サーフィンフェスティバル・ショートボードガールズクラス優勝
- 2018年 潮見サーフィンフェスティバル・ガールズウィメンクラス優勝
【プロ時代の戦績】
- 2020年 第28回ジュニアオープン選手権ガールズクラス・3位
- 2020年 第2回JAPAN OPEN of SURFING・8位
- 2020年 JPSA2020 特別戦 さわかみチャレンジシリーズ鴨川・5位
- 2019年 JPSA夢屋サーフィンゲームス 田原オープン参戦
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最年少プロサーファー池田美来(いけだみらい)の2つの夢
池田美来さんはデイリースポーツのインタビュー取材で以下の様な夢を語っています。
- 夢の1つは「オリンピックに出場して金メダルを取ること」です。
- そして2つめの夢としてはサーフィン界の最高峰である「世界プロサーフィン連盟(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)で世界中の海を楽しみ、活躍するサーファーになること」です。
この2つの夢を実現すべく池田美来さんは懸命に練習している訳ですね。
気になるプロサーファーの年収は?
プロサーファーの仕事というと、公認のプロサーファー資格を持ち大会に出場し賞金を稼ぐことです。
公認のプロサーファー資格とは池田美来さんも取得したもので、日本プロサーフィン連盟(JPSA)主催の大会で一定の基準をクリアした成績を取ることで得られるものです。
公認プロとして認められると、年会費3万6000円の費用負担で登録出来る仕組みとなっています。
大会での賞金の他にスポンサーがつくとスポンサー契約金が入ります。
スポンサー契約金は現金として受け取るというよりは、競技用具の現物支給や海外渡航費を負担してもらうという性質に近いです。
プロサーファーと言えどもサーフィンは日本ではまだまだマイナースポーツという位置づけにあり、日本のトップ選手でも年収は300万円くらいと言われています。
しかし海外で行われている世界大会となると優勝賞金も高額になります。
300万~1000万ほどの賞金が獲得出来、世界を転戦するトッププレイヤーともなれば億円単位を稼ぐレベルになると言われています。
最年少プロサーファー池田美来のスポンサー契約
池田美来さんは既に以下5社とのスポンサー契約を締結しています。
- ROXY(アパレル&ウェットスーツ)
- SURF NEST(サーフショップ)
- SMAC surfboard(サーフボード)
- 株式会社おいもや(おいもスイーツ専門店)
- 静岡スバル自動車株式会社(自動車メーカー)
今後の更なる活躍でスポンサー契約を結ぶ企業も増えていくでしょうね。
最年少プロサーファー池田美来についてのまとめ
池田美来(いけだみらい)さんは現在、静岡県出身の中学1年生です。
13歳という若さで既にプロのサーファーとして活躍されています。
東京オリンピックの最終予選の代表選考会を兼ねて2020年末に行われたジャパンオープンでは、大人に混じって8位と大健闘しました。
そして先にご紹介した通り日本サーフィン連盟の強化ジュニア指定選手(2020年度・2021年度)に選ばれています。
中学生でありながら既に、日本サーフィン界の期待の新星と謳われています。
2024年に開かれるパリ・オリンピックに向けてどのように成長されていくか大変期待されますね。
池田美来さんに限らず、妹の池田真央さんの活躍も含め今後の池田姉妹に注目していきたいと思います。
以上、最年少サーファーである池田美来さんとそのご家族について調べると共に、美来さんのこれまでの経歴・プロフィールをご紹介しました。
最後までお読みいただき有難うございました。