人気アニメ『賭ケグルイ』の作者である河本ほむらさんの新作『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』が、28日に同誌公式サイトで8月号以降の連載が中止となることが発表され話題となっています。異例の”連載中止”に対しては何があったのか、様々な憶測が飛び交っています。
一体に何があったのか？河本ほむらさんのプロフィールも含め、早速調べていきたいと思います。
河本ほむらさんの新作『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』が連載中止？
9日発売の漫画誌『月刊ドラゴンエイジ』（KADOKAWA）7月号よりスタートした新連載『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』が、8月号以降の連載が中止となることが28日に同誌公式サイトで発表されました。
この度は関係者の皆様にご心労、ご心配をおかけし、お騒がせしてしまったことを心より深くお詫び申し上げます。
配慮を欠いた作品づくりをしてしまい、今回のような事態を招いたことを反省しております。
今後、その反省を基に、より良い作品づくりに励んでまいります。誠に申し訳ございませんでした。— 河本ほむら『賭ケグルイ』 (@ushimilksan) June 28, 2021
サイトではドラゴンエイジ編集部からのコメントが掲載され「2021年7月号より弊誌にて連載中の『異世界転生者殺し‐チートスレイヤー‐』に関しまして、同年8月号以降の連載を中止させていただくこととなりました」と報告し、「読者の皆様をはじめ関係各位には多大なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪しました。
読者からはどのような意見が？
連載途中の作品の連載中止は異例で、楽しみに待っていた読者からは様々な声が上がっています。
ああ・・・ (；´Д｀)
あれネットで話題になっていて面白くて期待していたのになぁ。。(´・ω・｀)
異世界転生型主人公達を揶揄してたから、あの手の主人公に自分を重ねてそうなオタク達が怒ったのかな。。
個人的にはザ・ボーイズみたいになるのかなと思っていたのに残念。。(´・ω・) https://t.co/v0Khq6zS8R— Laluna@Pandemo ☽ (@Laluna_freedom) June 28, 2021
「一話で打ち切られたのマジでショック…。
久々に単行本欲しいと思ったくらいワクワクしたのに、もう単行本も出ないのかな…。」
「異世界転生者を他所から持って来ないと話が作れない原作者は才能が尽きちゃったのかな、残念だなって思う
でも、事前に止めれなかった編集室と担当者は無能の極みだなぁ」
と言った声も上がっており、まさかの一話での連載中止にはショックを受けた読者も多いようです。
確かに賭ケグルイを見ていた読者は河本ほむらさんの新作ということもあり期待値も大きかったのではないでしょうか。
一話だけを見て続きを見ることができないというのはモヤモヤしますし結果が気になってしまいますね。
連載中止は？
今回の連載中止の理由については下記の説明がありました。
「当該作品につきましては、他作品の特定のキャラクターを想起させるような登場人物を悪役として描いていることについて、読者の皆様より多数のご指摘を賜りました」とし、「ご指摘を受け、編集部としてあらためて検証いたしましたところ、キャラクターの意匠、設定等が他作品との類似性をもって表現されていること、特定の作品を貶める意図があると認められるだけの行き過ぎた展開、描写があること、またそれらに対する反響への予見と配慮を欠いていたことなど、編集部での掲載判断に問題があることを認識し、連載中止の決定に至りました」
”他作品の特定キャラクターを想起させるような登場人物を悪役として描いていること”が大きな理由であるようです。
これは連載前に把握することはできなかったことなのでしょうか、、。
また一部の読者からは連載当初から、登場する“悪役”転生者たちが『ソードアート・オンライン』や『Re:ゼロから始める異世界生活』『転生したらスライムだった件』など、他作品の特定のキャラクターに酷似していたことについて問題視する声があがっていました。
一話でも連載がスタートすると連載中止になると物議を醸しますし当然読者を裏切る形となってしまいますよね。
「本件に係り、ご迷惑をおかけした著作者、関係者の皆様には、重ねてお詫び申し上げますとともに、同様の不備のないよう厳重に留意してまいります」
とお詫びしています。
酷似している原作とキャラは？
酷似しているとされる、原作・キャラクターを見てみたいと思います。
異世界転生者殺しチートスレイヤーの悪役登場人物たちいろんな作品のキャラのパロって物議かもしたって聞いてどんなんだろ？って調べたらこれは言われてもしょうがないなと思ってしまった。 pic.twitter.com/qWxVD4COZm
— ざく🍊 (@zaku106) June 28, 2021
こちらにある通り、
・ソードアートオンライン
・転生したらスライムだった件
・オーバーロード
・幼女戦記
・この素晴らしい世界に祝福を!
・賢者の孫
・Re:ゼロから始める異世界生活
・乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
など、名だたる作品に出てくるキャラクターに酷似しているとされています。
河本ほむらさんとは？
河本ほむらさんは漫画『賭ケグルイ』で一躍有名になった漫画家です。
デビュー前は牛乳名義で新都社にてWEB漫画を連載していたようです。
主な作品として『賭ケグルイ』、『煉獄デッドロール』、『異世界法廷 〜反駁の異法弁護士〜』、『グレイテストM 〜偉人麻雀大戦〜』などがあり人気が出てきていますね。
連載や読切だけでなく、『レイズ・オン・ファンタジー ギャンブラーは異世界を謳歌する』という小説も書き上げているよう。
”異世界”をテーマにしている作品が多いようですね。
まとめ
人気アニメ『賭ケグルイ』の作者である河本ほむらさんの新作『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』が、28日に同誌公式サイトで8月号以降の連載が中止となることが発表され話題となっています。
連載中止の理由としては”他作品の特定キャラクターを想起させるような登場人物を悪役として描いていること”ということで、連載を楽しみに待っていた読者からは残念だという声が多く上がっているようですね。
他作品と類似しているキャラクターがいたとのことですが事前に把握することはできなかったのでしょうか…。
『賭ケグルイ』で一躍有名になった河本ほむらさんですが、他にも漫画や小説など様々な作品があるようです。次回の新作を楽しみに待ちたいと思います！