大谷翔平の1イニング2度のボークの理由は?審判からの見せしめ?日本人にホームラン王は取らせない?

大谷翔平の1イニング2度のボークの理由は?審判からの見せしめ?日本人にホームラン王は取らせない?

6月11日の対ダイヤモンドバックス戦で、大谷翔平は、メジャー初のボークを1イニングで2度も取られ、かなりフラストレーションが溜まっているようだったと言います。

ここのところ、相次ぐ球審の誤審とも思えるような判定とも相まって、大谷翔平に対して、何らかの悪意ともとれるようなものを感じます。

その真相を探ってみました。

 

大谷翔平の1イニング2ボークの理由は?

この日、ナ・リーグ主催の交流戦に2番・投手で出場した大谷翔平。
5回、2死1、2塁のピンチの場面で、一度目のボーク判定。
この時は、

「けん制で投球板から足を外す前にグラブからボールを出した」

と判断され、2死2、3塁に。
その直後にまた、ボーク判定。この時は、マーゼル三塁塁審が

「クイックで制止しなかった」

としてのボーク判定。

この2回とも、大谷翔平は、肩をすくめて不満の表情を見せています。
結局、バッテリーミスも重なり、この回は2点取られてしまいました。

試合は6-5でかろうじて勝利したものの、きっと大谷選手には納得のいかない試合だったことでしょう。

メジャーリーグ初のボークが、1イニングに2個も!
しかも大谷選手が四球で招いた2死1、2塁のピンチの時に!

ということで、かなりメンタル的につらかっただろうと思います。
2点取られてしまったとはいえ、それでも何とかその回を乗り切ったその実力、さすがです。

大谷選手、本当にお疲れ様です。

ところで、この1イニングに2度のボークの理由について、ファンたちの間で、様々な憶測が飛び交っています。
というのも、5月に2度も、やはり審判の誤審と見られる、判定があったからです。

 

5月20日、対ツインズ戦での大谷翔平の打席でのストライク判定は誤審?

2021年5月20日のツインズとのダブルヘッダー2戦目、3-6でエンゼルスが負けた試合で、大谷選手の打席、サウスポーのロジャースが投げたボール球に見える球をストライクと判定され、首をかしげました。

同じコースで2度もボールに見える球をストライクと判定され、3球目も同じコースに球が飛んできたため、大谷選手はバットを振らざるを得ず、結局空振り三振で終わってしまったのです。

これが、問題の投球シーンです。

この日の球審はCB・バックナーという方だったようです。この球を分析したアメリカの投球分析家ロブ・フリードマンも、球審を非難したということで、明らかにボールに見える球がストライクと判定されていたようです。

その時の大谷選手の不満な態度に球審が頭に来たのか、なんとこの試合、その後はエンゼルスのどの選手に対してもボールに見える球がストライクと判定されることが多かったと報じられています。

ただ、この報復とも見える態度はどうかと思いますが……日本でそれなりに詳しい人に聞いたところ、「外角球に関しては、MLBは、日本よりかなり甘めで、投手よりの判定が多いということだよ」というコメントもありましたので、大谷選手の打席での判定はその一つなのかな、と思わないでもありません。

 

アスレチックス戦の大谷翔平の打席でのストライク判定も誤審?それとも見せしめ?

5月20日に続いて、5月21日の対アスレチックス戦でも、明らかなボール球をストライクと判定されました。

MLBでは、一度審判に睨まれると、きわどい判定はすべて睨まれた選手のマイナスに……というような噂もあり、この辺で、

「大谷翔平は審判のブラックリストに載ったか?」

「これは、審判に反抗したものへの見せしめか?」

というようなファンの憶測も飛び交っています。

2020年アストロズ戦の打席でもボールをストライクと判定されたことで、監督は退場に!

昨年も、大谷翔平は、2020年8月25日の対アストロズ戦でも、明らかな外角低めのボールをストライクと判定されました。

この時は、マドン監督が抗議し、退場を食らっていますが、大谷選手自体は、そこまで抗議をしたこともなく、標的にされる理由もないはずなのですが……

 

大谷選手がホームラン王になってほしくない人たちがたくさんいる!?

というところで、こんな声がたくさん上がってきていることも確かです。

日本人にホームラン王取られたくないんだろ、言わせんな恥ずかしい

大リーグの審判って野球賭博の胴元に買収されてたりするのか

アメリカ名物アジア人差別だよー

MLBで過にアジア人差別だと言われたケース

MLBでは、過去にもたびたび球審だけでなく、人種差別は行われています。

ヤンキースの田中選手への差別

これは、審判ではなく、解説者の差別になりますが、2018年10月、ヤンキースの田中将大投手に、テレビの解説者が中国人や東アジア人を差別するときに使う「Chink」という言葉を使い、のちに謝罪しています。

また、MLB内でのことではないかもしれませんが、田中選手は2020年3月に日本に一時帰国しているのですが、これは「コロナもあるけれど、コロナ以外で身の危険を感じることがあったから」とTwitterでつぶやいています。この「コロナ以外」について明言はしていませんが、これもアジア人差別なのではないかと言われています。

ドジャースのダルビッシュ選手に対する差別

こちらは、選手による差別ですが、2017年のワールドシリーズで、アストロズのユリエスキ・グリエル選手がドジャースのダルビッシュ選手からホームランを打った時に、目じりを引っ張るようなジェスチャーをして、さらに「チニート」という、アジア人を差別する言葉であるスペイン語を発したということでバッシングを受けています。

ブレーブスの川上選手に対する差別

こちらは球審による差別です。
2009年にブレーブスに入団した川上選手も、自身のコラムで、ルール違反とはならないが、グラブの紐を垂らして使っていたことで球審からクレームをつけられたということです。結局、グラブを替えて試合を続行したそうですが、「これはメジャー1年目のアジア人に対する差別だよ」と、球団のメンバーに教えられた、と書いています。

ただし、これもあくまで球審がそう言い切っているわけでもないので、憶測にしか過ぎないのですが。

レッドソックスの松坂は差別されなかった……!?

また、「メジャーリーグとても信じられない話」(ロバート・ホワイティング著)という本には、松坂がレッドソックスでもてはやされた理由として、こんなことを書かれています。

もともとボストンは人種差別が昔から強い都市だったのだけれど、そのボストンの一つの象徴ともいえるボストン・レッドソックスが松坂というアジア人と契約した。

その契約を、ボストンは人種差別の都市から、国際都市に進化したんだ、ということの象徴としてとらえ、松坂をもてはやすことで、彼らの人種差別をしてきたことの罪の意識をやわらげた、というようなことでした。

 

まとめ

こんな日本人差別、アジア人差別等がいまだにあるアメリカ、という国ですが、一方で、2月25日には、MLB機構として、

「人種差別主義のイデオロギーや外国人嫌い、そして無知に基づくこれらの行いの居場所は、私たちの社会やコミュニティにはありません。共感と思いやりを持って、この陰険なヘイトを根絶することは私たちの共有の責任です。これらの特定の攻撃対象を持った暴力行為を私たちは厳しく非難し、アジア系アメリカ人や太平洋諸島系コミュニティと連帯意識を持って団結し、行動を起こすことを約束します」

と声明文を発表しています。

また、3月9日に、ドジャース球団は、

「ドジャース球団はこの広範囲に及ぶ外国人嫌悪による暴力や不寛容を明確に非難します。これらのいじめは臆病以外の何物でもありません」

という声明を発表しています。

ドジャースでは、大リーグへ行った草分け的選手である野茂英雄選手も活躍していますし、韓国の朴賛浩選手や、台湾の郭泓志選手も活躍していました。

これは、ドジャースのロバーツ監督が沖縄出身で母親が日本人だからということもあるかもしれませんが、そうやってアジアや日本人と一体となって、MLBを良くする、しいては、世界を良くしていこうと思う人もいれば、差別をして、いじめともとれるようなことをするような人たちもいます。

結局は、人それぞれ、人間としてその人がどう行動するか、にかかっていて、差別する人の比率が少なくなっていけば、世界平和へと近づいていくんだろうと思います。

若手だから、ということもあるかもしれませんし、アジア人だから、日本人にホームラン王なんて等々、理由は探してみればいくらでも見つかるものです。

そう見えて実は、単純に一度のジャッジミスからつながった報復なのかもしれません。

果たして本当の理由は何なんでしょうね?