美人1.8億円横領犯の伊藤素子の現在は?現在結婚している?顔画像や南敏之との関係

 

伊藤素子は三和銀行オンライン詐欺事件の犯人で、1億8000万円ものお金を働いていた銀行から横領したという前代未聞の事件です。

Wikipediaに載っている事件でもありますし、紙の月という小説の原作と言われているなど40年前の事件にもかかわらず、世の中を震撼させた事件の一つ。

しかもその犯行理由が、「好きな人のためにやりました」と供述したことも有名な話です。

好きな人のために巨額の横領事件を起こした伊藤素子の現在はどうなっているのか?また結婚しているのか?

そしてその好きな人、南敏之についても調べてみたいと思います。

 

伊藤素子のプロフィール

 

本名:伊藤素子
生年月日:昭和23年11月18日(現在74歳の年)
最終学歴:明徳商業高校卒業(昭和42年)
新卒就職先:三和銀行茨木支店
結婚歴:あり(1990年)
著書:愛の罪を償います

 

 

高校卒業後に事件を起こした銀行、三和銀行の茨木支店に配属されました。

当初は電話交換手や普通預金係を担当していましたが昭和47年ごろに当座預金係を任されていたそうです。

共犯の南敏之が三和銀行茨木支店に出入りしていたことから関係をもつようになったんだとか。

事件が起きたのは昭和56年のことなので、伊藤素子が33歳の頃の話ですが、この当時33歳の女性は20代で結婚し家庭に入ってる人が多い中、美人だったにもかかわらず結婚や縁談には縁がなく独身で銀行員をしていたそうです。

 

不倫関係の南敏之の事業がうまくいかず、借金に追われていたそうな中、銀行のお金を引き出すように指南されたことがこの事件の発端なんだとか。

銀行員として長く働いていることからどうにか銀行のお金を自分の手元に送る方法はないのかとけしかけ、架空口座を作り伊藤素子にオンラインシステムで架空口座に送金させてしまいました。

4つの架空口座の合計で1億8000万円のお金を入金したあと、仕事を早退したのちその口座から現金を引き出して南敏之に手渡し、南敏之が事業を行っているマニラでの集合の約束をしたそうです。

 

相手が結婚しているにもかかわらず、夢中になってしまったので犯罪をおかしてまで尽くしてしまった真面目な女性なのかもしれません。

 

 

 

 

 

【顔画像】伊藤素子の現在は?結婚していて子供は?

 

 

伊藤素子は逮捕し判決が懲役2年6ヶ月となり実刑で刑務所に服役しましたが、模範囚として昭和59年の36歳の時に仮釈放されています。

大きな事件であったこと、事件を起こした理由が不倫していた相手(好きな人のため)だったこと、またマニラで逮捕されていることなどメディアにも顔が出てしまい、有名人となってしまいました。

しかも印象深いのが目鼻立ちのしっかりとしてかなりの美人だったことから、服役中の刑務所にファンレターなどが届くといった逸話も出ています。

 

伊藤素子は1990年の42歳の時に一般男性と結婚されているそうです!

三和銀行詐欺事件を起こしたことも、逮捕されて服役していたことも、また事件があまりに有名で伊藤素子が不倫関係にあってその相手の男性である南敏之のために事件を起こしたとこと、相手を庇おうとしたことまで全てお相手の男性は知っていて受け入れてくれたんだとか。

犯人でありながらファンレターがくるほど美人であったことや、不倫関係の男性を庇おうとした健気なところも素敵に映ったのかもしれません。

兎にも角にもなかなか普通では考えられないですよね。

 

お子さんがいるかどうかについてはわかりませんでしたが結婚したのが42歳ということもありいらっしゃらない可能性が高いですが、ひっそりと暮らしているのでしょうからあまり情報も出てこないのも仕方ないかもしれません。

事件でメディアで騒がれて以降表に出てくることはなかったそうですが、琵琶湖畔のマンションに住んでいたとされています。

 

 

【顔画像】南敏之の現在は?プロフィールも紹介

 

名前:南敏之
生年月日:昭和23年生まれ(現在74歳の年)
最終学歴:立正大学(昭和45年卒業)
大学卒業後の就職先:東急観光株式会社
結婚:昭和47年

 

南敏之は逮捕された時には結婚していました。

というのも、昭和47年に茨木霊苑という地元で有名な寺院の娘と結婚し、寺院の土地や墓地などを管理するための管理会社の専務取締役になっています。

さらに、この管理の営業目的で建てられた茨木霊園の管理会社が別に作られ、そこの代表取締役は妻で南は取締役でした。

大きな寺院の管理会社の経営者として、事件の起きた三和銀行茨木支店を利用していたのがきっかけで伊藤素子とであったとのことです。

 

昭和50年ごろから、フィリピンのマニラで事業をはじめたようですが、会社の経営がうまくいっておらず当初は妻から借りたお金で穴埋めをしていたが、サラ金や知人からも借金していたようです。

借金はみるみるうちに膨れ上がり、個人で6000万円、会社でも3000万円の負債をかかえていて支払いに手が回らなかった中、不倫関係にあった伊藤素子からもお金を借りようとしたそうですが断られたと判決文に記載がありました。

 

不倫相手は銀行で働いていてしかも従順だったことから、銀行のお金をどうにか自分の借金返済に回せないかと企み、伊藤素子に銀行のお金を架空口座に振り込ませることを企てました。

しかもこの架空口座は普通預金ではなく当座預金の口座で怪しまれないようにするために作成する用意周到な計画でした。

簡単に当座預金の口座は作れないので、暴力団に当座預金の口座を作るのを依頼してしまったとのことで、この計画が途中で止めることができないように進めて行ったそうです。

 

自分の借金を返済するために必死な南敏之は、自分に惚れていた不倫相手とはいえ恋人をうまく操作したという恐ろしい男でした。

でもそんなに惚れられるもの無理がないのがこちら。

イケメンですよね。

南敏之の現在の姿や服役後にどうなったのかは明らかになっていません。

現在74歳の年ですから若かりし頃の雰囲気などは残っていることは少なからずなさそうですね。

 

伊藤素子の現在のまとめ

 

テレビや小説の原作?にもなるほど世の中を騒がせた事件の犯人の伊藤素子ですが、好きな人のためにやったというのが印象的なだけあり、本当に好きだったんだなということがよくわかりました。

事件を起こしたのはもちろん犯罪なのでいいことではありませんが、服役したあと幸せに暮らしていたらいいなと思うほど真面目な方なんだという印象を抱きました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。