阿武町の誤送金4,630万円問題で話題の田口翔さんですが、オンラインカジノで全額使ったわけではなく、マネーロンダリング(マネロン)で現金を隠そうとしていたことが発覚しました!
オンライン決済代行会社A社が、27回に渡って振り込まれた3,500万円を返還したので、ひとまず安心しましたね。
不正に手に入れたお金をオンライン通貨に変えて、出所してから現金に戻そうとしたのでしょうか、24歳にして悪質です・・・。
この記事では
- マネーロンダリング(マネロン)て何?仕組みを解説
- 田口翔が利用した決済代行会社どこ?
- オンラインカジノが利用された3つの理由
- 返還された理由
- 残りのお金も返ってくるか
などについてまとめています。
マネーロンダリング(マネロン)とは?
マネーロンダリング(マネロン)は資金浄化とも言われています。
分かりやすくまとめると今回のような不当に手に入れたお金(犯罪で得たお金など)を、出所が分からないように隠すこと
をいいます。
誰のお金か分からないようにして、最終的に自分のものにしてしまおう!という行為です。
今回の田口翔さんのように、4630万円もの現金をオンライン通貨にしてしまうことがまさにいい例ですね。
具体的なマネロンの手口としては他に以下のようなものがあります。
- 株や債券を購入
- 不動産や高額な美術品、高級車を購入
現金を資産になるものに資金浄化して、最終的に売って現金化するということです。
お金の流れを複雑にすることで、警察の捜査や資金の発覚を逃れる目的のため、処罰される行いです。
今回田口翔さんが「複数のネットカジノ決算会社に入金して全額なくなった」という発言3500万円返還前から「マネロンじゃないか」と疑われてたのが納得しました。
架空会社や複数口座への送金をして、犯罪で得たお金の出先を分からなくする は最もありがちな手口のようです。
上記のような手口が多く、まさに田口翔さんがしていたやり口に似ています。
マネロンの工程は以下のような手順で進みます。
- プレスメイト
複数の口座に入金をして資金を分散する工程。オンラインカジノ決済代行会社に複数回入金している田口翔さんはこの過程で逮捕。 - レイヤリング
不動産や金融商品を買い、お金の出所が分からないように複雑化する工程。 - インテグレーション
分散した資金元から資金を回収する工程
田口翔さんはプレスメイトの工程の段階で失敗、ということになりますね。
マネーロンダリングは世界各国で厳しく取り締まられています。
海外では「金融活動作業部会(FATF)」という組織が対策・監視をしていて、日本では「犯罪収益移転防止法」という法律があり立派な犯罪といえます。
田口翔が使った決済代行会社ってどこ?
田口翔さんが使った決済代行会社ってどこなんでしょうか?
https://twitter.com/43koi/status/1526850559537401858?s=20&t=gC1IXNERu04SNqEMlMUvuw
ネットニュースなどから
「A社」「L社」「M社」の3つの決済代行会社に入金したことが分かっていますが、そのうち今回は「A社」からの返還のようです。
オンラインカジノの決済代行会社を調査したところ、
「A社」はAstroPay(アストロペイ)を取り扱っている AP GLOBAL CORPORATION LLP 社ではないか?と予想します。
残り「L社」と「M社」はどこなんでしょうか?
L社は頭文字からリリベットという会社ではないか?と憶測が飛んでいますがこちらもはっきりは分かりません。もし新情報が入りましたら追記していきます!
田口翔がオンラインカジノを使った理由3つ
もともとオンラインカジノはマネロンの温床と言われていました。
マネーロンダリングでオンラインカジノやカジノを使う理由は主に3つ。
- 現金をオンライン通貨に変えて資金浄化できる
- お金の流れを複雑にしやすい
- 世界中の大金が動くので、出所がわかりにくい
まず現金をオンライン通貨にすることで資金浄化ができますね。
田口翔さんの場合は4630万円をそのまま銀行口座に入れたままにして置いたら口座凍結されたかもしれませんし、返還しなければならない!と考えてオンラインカジノ通貨に変えたのだと思います。
オンラインカジノは世界の大金が集まるので、出所が分かりずらく、またカジノの取引の中でお金の流れを複雑化しやすいです。
そのような仕組みから「ネットカジノで損をして使い切った」と言えばマネロンできるかなと浅はかに考えたのでしょう。
田口さんの行動をまとめてみても、マネーロンダリングを疑う部分は沢山あります。
- 2週間で全額使い切った
- 弁護士費用が払える
- 複数のネットカジノ決済代行会社に30回以上送金を繰り返している
何故返還された?考えられる理由
オンライン決済代行会社から返還されるというのはあまり聞きませんが、今回返還に至った理由としては3つの可能性があります。
- オンラインカジノ決済代行会社が警察の捜査を恐れて、深堀されるまえにさっさと返した
- 阿武町役場が弁護士を雇って交渉した(お金をある程度払った?)
- 不正利用されたとして決済代行業者が警察に被害届&保険使用
https://twitter.com/yuripon_213/status/1528510941179961345?s=20&t=HNVjagIyH0CXodexIfZWpw
4,620万円の内3,500万円が決済代行業者から戻って来た件。不正利用(詐欺)として決済代行業者が警察に被害届を出しつつ保険を使用したかも説がありそう。
— ふじきぶちょー (@choku_nyu) May 23, 2022
1100万は戻ってくるか
4630万円のうち3500万円は返ってきましたが、残りのお金が戻ってくるのでしょうか?
今回決済代行会社と阿武町がなんらかの取引や弁護士を通じてやりとりをしての返還であれば、現在残り2社からの返還も十分にあり得ると思います。
ただ本人が麻薬使用疑惑ややんちゃな人であったという経緯をみても、数百万レベルで豪遊して使ってしまった可能性もありえますね。
まとめ
- 田口翔さんはマネーロンダリングをして全額使ったと嘘をついた
- 決済代行会社は AP GLOBAL CORPORATION LLP 社やリリベット社?
- オンラインカジノはマネロンの温床で狙いやすい
- 残る1,100万円全額の返金は難しそう
情報が入り次第まだアップしていきます!