ゆっくり茶番劇をわかりやすく解説!結局ゆずはは何がしたかった?

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東方Projectに登場するキャラクターの二次創作「ゆっくり茶番劇」は、日本のネット文化として長い間多くの人に愛され育まれてきました。

そんな中、東方Projectの関係者ではない、YouTuberの柚葉さんが「ゆっくり茶番劇」の商標登録をしたことや、今後商用利用する人にライセンス料として年間10万円の支払いが発生する旨をツイートし、ネット民を大激怒させた上に、多方面の方々が騒動に巻き込まれました。

そこで「ゆっくり茶番劇」の騒動によって、各所で立て続けに起こった出来事や流れ、内容をわかりやすくまとめてみました。

また、渦中の人物である柚葉さんは、この騒動を引き起こして一体何がしたかったのかについても考察してみました。

ゆっくり茶番劇の騒動の経緯

ゆっくり解説動画を上げているYouTuberの柚葉さんが、「ゆっくり茶番劇」の商標登録をしたとツイートし大炎上しました。

みんなで築き上げてきた日本のネット文化「ゆっくり茶番劇」を、東方プロジェクトと何の関係もない第三者の柚葉さんが商標登録を取って独占した上に、異議申立期間を過ぎてからの公表だった為、悪意がある!とネット民が大激怒しました。

騒動はそれだけにとどまらず、様々な場所や人に飛び火しています。

わかりやすく経緯を述べると、以下の通りです。

  • ゆっくり茶番劇を作った人ではないYouTuberの柚葉さんが勝手に「ゆっくり茶番劇」を商標登録した
  • 商標登録の異議申し立て期間を過ぎてから、Twitterでゆっくり茶番劇の商標権を取得したと告知し大炎上
  • 私の会社が「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得しているので、使うなら年間10万円支払うように要求
  • ネット民やゆっくり茶番劇の投稿者がガチギレ
  • 東方Projectの生みの親であるZUNさんとドワンゴ(ニコニコ動画)の栗田穣崇社長が動く
  • 柚葉さんの所属事務所が、柚葉さんを警告処分
  • 田代砲が各所に発射され、特許庁や5ch、柚葉さん所属の事務所HPなどがサーバーダウン
  • 商標登録に関わった代理人や関係者周辺に爆破予告
  • 近隣の公共機関が一時運転中止で騒ぎになる
  • 柚葉さんがツイートで、使用料の10万円は無料にするも、商標権は存続すると公表
  • 柚葉さんの代理人が「皆様に愛されているものだとは知りえませんでした。もしわかっていれば止めていた」と謝罪
  • ネット民はみんなで築き上げてきたゆっくり茶番劇を、柚葉さんに独り占めされて大激怒
  • ゆっくり茶番劇の商標登録撤回の署名活動が行われる
  • 柚葉さんの所属事務所「Coyu.Live(コーユー・ドットライブ)」 が、柚葉さんに対し、自身が持つすべての商標権を放棄するように指示していたが、誠実さが見られないと発表

ゆっくり茶番劇の商標登録は取り消し(無効)に出来る??

過去の商標登録取り消し(無効)の事例では、「阪神優勝」の商標登録が無効になりました。

プロ野球の阪神とは無関係で第三者の千葉県の男性が、「阪神優勝」を2002年に商標登録をして商標権を得ていたことが、2003年に判明して裁判沙汰になりました。

商標登録の異議申立期間を経過後に、第三者が「阪神優勝」の商標権を得ていたことや、ロゴの入ったTシャツを販売していたことを阪神球団が知ったからです。

阪神球団は公認グッズと勘違いされる可能性があるとして特許庁に無効審判を請求し「阪神優勝」の商標は無効になりました。

ゆっくり茶番劇の今後の見通しは?

真偽のほどは定かではありませんが、ネットでは特許庁が今回の「ゆっくり茶番劇」の騒動に対し、「悪意がある商標登録だと判断した」という噂が立っていました。

そして、「ゆっくり茶番劇」の商標登録がどうなっているのかを特許情報プラットフォームを使い、現状の確認したところ「存続-登録-異議申立のための公告」という表記になっていました(2022年5月20日確認時点)。

Twitterでは「ゆっくり茶番劇」の商標登録を撤回するための署名活動が行われています。

商標を取り下げてほしい、取り消してほしいという声が大多数あり、事態の大きさが伺えます。

この流れで行くと「ゆっくり茶番劇」の商標登録が無効になる可能性が高いのではないでしょうか?

また、ニコニコ代表の栗田穣崇(くりたしげたか)さんが、ご自身のTwitterで今回の騒動に関する対応を5月21日にまでに公表するとツイートしています。

それに加えて、東方Projectの作者であるZUNさんと今後の商標に関しても話を進めているとのことなので、近々事態が大きく動くことが予想されます。

結局、柚葉(ゆずは)は何がしたかった?

柚葉さんは炎上商法がしたかったのでは?という声がありました。

「ゆっくり茶番劇」の商標登録の騒動を引き起こした当初は、多くのメディアに取り上げられたことに対して、当初は「ありがとうございます!」と感謝の意のツイートをしていました。

しかし、今回の「ゆっくり茶番劇」の騒動が進むにつれ、次々と炎上発言を投下していった結果、とてつもなく多くの人たちを敵に回し、それまでの強気な態度が一変、問題ツイートの一部を削除し始めました。

また、柚葉さんご本人は、「ゆっくり茶番劇」の商標登録は、商業目当てではなく「ゆっくり茶番劇の保護」が目的だったと公表されています。

これに対し、当初の年間ライセンス料で10万円の支払いを要求していたのに、今更何を言っているんだとネットで叩かれています。

単純に多くの人たちから注目されたかっただけなのかもしれませんが、目立つ場所が違うのでは?と思いました。

多くの熱愛ファンがいて、皆の共有財産である認知されている「ゆっくり茶番劇」の商標登録に手を出してしまった結果、ご自身の行いの悪さも相まり何十倍ものダメージになって返ってきて、ご自身を苦しめる結果になったのでは?という印象を抱きました。

柚葉さんの所属事務所「Coyu.Live(コーユー・ドットライブ)」も、今回の柚葉さんの振る舞いの悪さに対して厳しい対応をせざるを得ない雲行きです。

まとめ

  • 柚葉さんが「ゆっくり茶番劇」を商標登録したことに加え、モラルのなさや態度が悪すぎて大炎上。
  • 過去の商標登録無効の事例に「阪神優勝」が存在するため、「ゆっくり茶番劇」の商標が取り消しになる可能性も考えられる。
  • 柚葉さんは「ゆっくり茶番劇」の商標登録を使って単に目立ちたかっただけだったのに、ご自身で想像していた以上の大炎上の騒動になってしまったと推測される。

今回の「ゆっくり茶番劇」商標登録騒動にはとても驚きましたが、早くことが収まって、皆が心穏やかに過ごせる日々が戻ってくると良いなと思いました。