出産一時金2022年の申請はいつからいつまで?

出産一時金42万円が3万円増額されると話題になっています。

貰える金額が42万円から45万円になるのは、これから出産を控えている妊婦を始めご家族にも嬉しいことですよね!

そこで、出産一時金の2022年の申請がいつからいつまでなのかや、いつ増額されるのかについて調べてみました。

また、出産一時金の増額に関連して病院の通院費と言った出産費用が上がるのかについても見ていきます。

出産一時金2022年の申請はいつからいつまで?


出産一時金の手続きは、直接支払制度と受取代理制度の2種類があります。

直接支払制度は、病院などの医療機関が、出産育児一時金の42万円を上限に、出産費を請求する本人の代わりに健康保険組合へ出産の費用を請求する制度です。

出産予定の病院や医療機関で直接支払制度の書類を提出すれば、手続きは完了です。

そして、出産育児一時金の額よりも入院費などがかかった場合は、出産育児一時金を差し引いた、金額が自己負担になります。

もし、出産育児一時金よりも少ない出産費用で済んだ場合は、健康保険組合に差額分の申請が必要です。

受取代理制度は、助産院などの小規模な施設だと直接支払制度が使えない場合があるので、本人の代わりに医療機関が出産育児一時金を受け取れる制度です。

出産予定日の2か月前を迎えたら、出産育児一時金の申請を行います。

もし、出産にかかった費用が42万円以下になった場合、差額は手続き不要で指定口座に戻ってきます。

出産一時金が上がるのはいつから?2022年?


出産一時金が増額になるという情報が、2022年4月24日にニュースになりました。

そこで、過去の出産一時金の増額がいつ行われたのかを調べてみました。

出産一時金とは、1994年に30万円の支給から始まりました。

次に、2006年に5万円増額されで35万円になりました。

そして、2009年の1月に3万円増額されて38万円になりました。

さらに、2009年の10月に4万円増額されて42万円になりました。

2009年から2022年の今に至るまで、出産一時金のもらえる金額の42万円は変わっていません。

出産一時金の増額のタイミングは、1994年から2006年では12年間かかっています。

2006年から2009年の増額には3年かかっています。

2009年は9か月間というスピードで増額されています。

これらを考えると、2009年の増額から13年も経過していて、増額されない期間が過去最長になっています。

2022年になっているので、そろそろ3万円の増額が近いのでは?と思いました。

出産を間近に控えている方からしてみたら、出来ることなら出産に間に合うように早いタイミングで増額して欲しいですよね!

出産一時金が上がると、病院の受診代も上がる?


出産一時金の金額が上がのなら、それに便乗して病院の受診代も上がるのでは?という話があります。

こちらのツイートによると、今回出産一時金の増額のニュースを見た方々が、昔出産一時金を増額した時に、病院からの請求も増えたという反応をしているひとが多かったようですね。

この情報がもし本当なら、今回3万円増額されたとしても、妊娠して病院の受診代や分娩代に消えてしまうのでは?と不安になりますよね。

もっと子育て支援にお金を回してほしいですよね。

まとめ


出産育児一時金(出産一時金)の手続きは、直接支払制度と受取代理制度の2種類があり、申請方法も変わってきます。

直接支払制度は、本人が医療機関に手続きをすることで、医療機関が本人に代わって、出産育児一時金を健康保険組合へ請求してくれる制度です。

受取代理制度は、本人が健康保険組合に手続きをすることで、医療機関が本人に代わって、出産育児一時金を受け取れる制度です。

出産にはトラブルがつきもので、あらかじめ費用がいくらかかるという予想が立てにくいものなので、出産育児一時金がもらえるのはありがたいですよね。

直接支払制度と受取代理制度では、手続きの方法が異なってきますが、どちらも出産一時金がもらえるので、忘れずに手続きをしてくださいね!

出産一時金がもらえれば、分娩代や入院代の費用を自分の貯金などから支払わなくて済むので経済的に助かると思う人が多いと思われます。

しかし、分娩時や入院時のトラブルによって、出産一時金で費用を賄えると思っていたのに、帝王切開やその後の退院が長引いたりなどして、数万円の費用が上乗せで発生して支払うことになったいうのもよく聞く話です。

今回、3万円増額される話が上がっていますが、出産一時金が3万円増額されたとしても、分娩代や入院費などで余計に費用が発生すれば、支払金額も当然増えてきてしまいますよね。

そうなると、果たして増額の意味があるのでしょうか?

確かに3万円多く貰えるようになるのは、とてもありがたいことなのですが、正直なところ増額される金額が少なすぎると感じたので、もう桁を少し多くして欲しいなと思いました。