フェアモントってなに?抜群のロケーション!外資系ラグジュアリーホテルが東京に進出!

外資系ホテルのフェアモントが東京で2025年度に開業することを発表しました。東京の芝浦・浜松町エリアで東京湾が一望できるラグジュアリーなホテルのようです。今回はフェアモントとは何か、ラグジュアリーホテルとはどういうものかについて調べてみました。

フェアモントってなに?

アコーホテルズ (AccorHotels)グループ

アコーはフランス・パリを拠点としていて、世界110ヶ国で5,300を超えるホテルを展開しています。29ものブランドがあり、フェアモントはそのひとつです。1967年に設立され、米国のユーロネクストパリ証券取引所、およびOTC市場に上場している会社です。売上の大半はヨーロッパ市場ということなので、日本ではまだ知名度が低いのですね。

フェアモントとは?

正式名称フェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナル(英語:Fairmont Raffles Hotels International)で1907年の創業以来、世界中に80を超えるホテルを展開しています。傘下にフェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツ、ラッフルズ・インターナショナル、スイスホテルの3ブランドを持っています。

フェアモントホテル

フェアモント・ホテルはアコーホテルズの中で最上級ホテル・リゾートブランドとして位置づけられています。今回は日本初進出になります。

フェアモントホテルでの歴史的イベント

「フェアモントホテル&リゾート」は、特別な出来事を祝う場所であり、歴史が作られてきている場所です。代表例としては

1943年「フェアモント ル シャトー モンテベロ」にて、キング加首相と、チャーチル英首相、ルーズベルト米大統領による第1回ケベック会談

1945年「フェアモント サンフランシスコ」のガーデン ルームにて、国連憲章がまとめられ、50ヶ国が署名。

1969年モントリオールの「フェアモント ザ クイーン エリザベス」にて、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる平和のための「ベッド・イン」パフォーマンス

歴史の教科書に載っているようなイベントが、フェアモントホテルで行われていたのですね。

抜群のロケーション!

東京港から東京都心のパノラマビュー

今回開発される建物は、地上43階、地下3階で約235メートルのツインタワーの複合ビルです。その中で「フェアモント東京」は、S棟の上層階に展開され、東京港から東京都心のパノラマビューが広がります。

場所は旧芝離宮恩賜庭園の近く(ほぼ隣)に位置し、スイートを含む全219室のゲストルーム、3つのレストランとバー、スパ、フィットネスセンター、プール、バンケット、カンファレンス、チャペルなどが出来る予定です。

旧芝離宮恩賜庭園の隣とは、それだけで最高のロケーションだということがイメージできちゃいますね。考えただけでうっとりします。

プロジェクト担当者のコメント

この地域での再開発計画は「野村不動産」と「JR東日本」が共同で進めている、国家戦略特別区域計画の特定事業の「芝浦プロジェクト」です。

「野村不動産」の松尾大作代表取締役社長は「アコー社はこのプロジェクトの持つ価値観に共感し、ロケーションに対して東京の新たな可能性を感じて下さったパートナーです。アコー社と共に東京の新たなアイコンとなるラグジュアリーホテルを創り上げることで、国際観光都市としての東京の価値を高め、国際競争力の向上を目指してまいります。」とコメントしています。

ラグジュアリーホテルとは?

MNEXTというサイトによると東京の主要ホテルは宿泊価格順に6段階にわけられています。そこでの最上位にあたるのが「Luxury(ラグジュアリー)」以下、Upper Upscale、 Upscale、 Upper Midscale、 Midscale、Economyです。上位3カテゴリーにランクされているホテルの名称を見てみます。

Luxury(ラグジュアリー)ホテル

アマン東京

星のや東京

Upper Upscale

ザ・ペニンシュラ東京

ザ・リッツカールトン東京

マンダリンオリエンタル東京

オークラ東京

パークハイアット東京

フォーシーズンズ東京大手町

パレスホテル東京

Upscale

帝国ホテル東京

東京エディション虎ノ門

グランドハイアット東京

 

まとめ

外資系ホテルの東京への進出が続く中、今回は日本に初進出のフェアモントはどういう企業でどんなホテルなのが、そもそもラグジュアリーホテルにはどういうものがあるのか、また、「フェアモント東京」のロケーションについて調べてみました。
外国人が東京の「ロケーション」に対して可能性を感じていることがわかり、我々日本人が考えている以上に、日本はポテンシャルが高いのではないかと思いました。また、松尾大作代表取締役社長のコメント「ラグジュアリーホテルを創り上げることで、国際観光都市としての東京の価値を高め、国際競争力の向上を目指してまいります。」を読んで、「野村不動産」の意気込みを感じました。日本の価値を高めるために日々戦っているのですね。私も日本人のひとりとしてがんばろうと思いました。そして、魅力あるラグジュアリーホテル「フェアモント東京」の開業が楽しみです。